B'z LIVE-GYM The Final Pleasure IT'S SHOWTIME!!
(2003.09.21) 運良くAブロックで見られるというのに、突然の台風襲来で恐る恐る迎えた今日。 願いも空しく雨降る中、友達と一緒に東京を出発した。 浜松が近づくにつれ激しくなる雨足に不安を抱き、何度も電話で確認したりして(^^; でも、とりあえずライブは行われそうなので、後は体力の問題とばかりに 浜松に着いてホテルにチェックインを済ませたら鰻屋へ直行したの。 ところが、同じようなことを考える人が多いらしく、店の前にはどう見てもB'zファンと思われる人々の行列が。 「浜松でも並ぶの〜?」と思いながらも、素直に列の後ろについてしまったけど(笑) 雨足もこの頃が一番強かったみたいで、並んでるうちにある種の開き直りが生まれたみたい。 ウナギでお腹を満たしたら、後は渚園へ向かうのみ。 弁天島駅に着くとホームの半分はカッパ着用スペースになってたので、私たちもそこでカッパを着込みいざ出陣! でも、ここからが長かった(;_;) 少し進んでは止まり、また進んでを繰り返して、1時間以上かけて会場へ着き (途中ですでに私の腰は悲鳴をあげだしていた;;) やっと入場したらしたで、今度は水田のような地面との戦いが始まるし(-_-;; トイレに行って、ブロック入りしたのは5時を過ぎてたんじゃないかなぁ。 でも、まだブロック内には余裕があって、後ろでゆっくり見るはずが真ん中辺りに陣取ってしまった。 きっと、私たち以上に苦労して会場入りした人がたくさんいたんだろうな。 ステージはセンターにくちばしのような突起があり、両サイドに大きく羽を広げた鷲のよう。 (オフィシャルサイトによると「ファイヤーバード」というらしい) 花道もあるし、一段高くなったステージもあるし(私たちはその前辺りにいたの)で 「ここに来たら近いわぁ( ̄m ̄*)」と気持ちを高揚させつつ、開演を待っていると 『臨時ニュース…B'zのボーカル稲葉浩志が昨日の公演で高所から落下し傷…一つなく元気です』 といった内容(正確な文章は忘れた;;)がビジョンに流れた。 普段ならともかく、こんな時にはシャレにならないから止めて欲しいと思ったのは私だけ? ほぼ定刻どおり(数分遅れぐらい?)でライブ開始。 ビジョンに1989年のOFF THE ROCKツアーから2002年のGREENツアーまでの映像とロゴが流れ なぜか1:05という微妙な数字からカウントダウンが始まる。 アラクレ 「えーっ!? Pleasureツアーなのに、この曲で始まるの?」と思ったけど ライブで聴くと結構いいかも。(CDの中でも好きな曲ではあるけど) サポーターや松ちゃんの登場はよく分からず(^^; 稲葉さんはマイクを持ってステージ下手から歩いて出てきた(と思う)。 松ちゃんはブルーの服にサングラス、稲葉さんは白のスーツだったんだけど、2人とも格好いい〜(≧▽≦) 特に稲葉さんは少し日焼けもしていて、肌艶もいいし、一気に大ファンに戻った私(笑) BLOWIN' イントロで稲葉さんが生きてるか〜?と。 「大丈夫?」とか「元気?」ならまだしも、「生きてるか?」って( ̄□ ̄;;) 妙にツボにはまってしまったけど(笑) 松ちゃんはサングラスを取っていた。 最後は稲葉さんのせぇ〜ので全員が♪BLOW IN THE WIND♪ この一体感が、ライブって感じなのよね(^^) 稲葉さんがブルースハープを吹きつつ、渚園〜とか何とか即興で歌ってた。 最後に♪頑張ります〜。よろしく(このよろしくの言い方がちょっとツボだった) そして、B'zのLIVE-GYMにようこそ〜 稲葉さんは一度袖にはける。松ちゃんのギターソロから… OH! GIRL 上着を脱いで白のノースリシャツ姿の稲葉さんが、マイクスタンドを肩に担いで登場。 一瞬にして『JUST ANOTHER LIFE』の映像が蘇った。 今の稲葉さんが歌うにはキツイかな(歌詞の内容がね)とも思うんだけど、聴いてると全然違和感がないの。 野性のENERGY 前半はビジョンにプロモが流れる。 松ちゃんのギターソロ(何かのツアーと一緒?)から TIME やはり見覚えのある映像が映し出されていた。TIMEツアーかな? 多分、この曲で稲葉さんがチェックのノースリーブシャツに着替えてた。 こんばんは。大丈夫ですか? 生きてるか〜? 凍え死んでないか〜? だから、なぜにそこまで言う(笑)。心配なのは分かるんだけど。 みなさんは手拍子好きですか? やってみますか?と手拍子を始める。 いまいちタイミングが合わず、僕に合わせなくていいんで(笑) そして、普通の手拍子、3・3・7拍子、変なリズムの手拍子(みんなついていけず)で 最後にタンタン・タンタンタン、タンタン・タンタンタン(言葉で表すのは難しい;;)となり… 太陽のKomachi Angel シャツのボタンをあまり留めてないもんだから、裾がひらひらと舞ってへそタトゥーが見える、見える。 心の中で、何度「キャー(≧▽≦)」と叫んだことでしょう。 あくまでも心の中、っていうのがミソなんだけどね(^^; Push! Push!はお立ち台のようなところで。今回はあんまりHじゃなかったなぁ。 最後に爆発(花火?)。 今夜月の見える丘に 夜空に浮かぶ月の映像(juiceツアーと同じ?)が映されていたけど 映し出すものがあまりないので、なかなか判別しづらかったわ。 最後はステージ後方で上から花火(ELEVENツアーと同じ)。 Brotherhood 最後の♪We'll be alrightはこれでもかと言わんばかりに伸ばして。 ステージが暗転し、曲に合わせてFIREBALLツアーでの松ちゃんの移動風景が流れる。 (ステージから駐車場に出てタクシーに乗り、一周して戻ってくるやつね) ELEVENツアーの松ちゃんの移動風景とGREENツアーの移動風景もここだったかな? その後、曲は懐かしい『It's not unusual』(juiceのドームツアーで使われていた)に変わり、 B'z&サポーターズがオープンカーに乗って登場。 松ちゃんが運転して、稲葉さんが助手席、サポーターズは3人並んで後部座席に。 (車&前部のナンバープレートはLOOSEツアーのムービーで松ちゃんが乗っていたものと同じ。 ちなみに、ナンバーはELEVENのトラックとも同じだった) いつもなら2人だけなのに、今回は全員で移動してるので驚いた。これもFinal Pleasureならではよね。 稲葉さんは背中の上方にいくつも切れ目の入った茶色のシャツにお着替え。 松ちゃんも着替えてた気がするんだけど、忘れてしまった(^^; FブロックとGブロックの間をG4ブロックに設置されたステージへと向かって移動していたみたい。 まさか渚園でセンターステージはないだろうと思ってた人が多かっただろうし、 後方のブロックにいた人にはとてもいいプレゼントになったんじゃないかな? 私は長身の男性が前にいたのでステージがあまり見えず、ほとんどビジョンを見てたわ(^^; でも、よく考えたら、後方ブロックの人はずっとそうだったんだよね。 今回は良席に恵まれたんだと改めて感じた。(別に優越感に浸ってるわけじゃないんだけど) 大丈夫? いいんだよ、苦しい時は苦しいって言って(笑)。ちょっと歌でも歌いますか? Easy Come, Easy Go! お歌の練習がなかったのが、ちと残念。 ハモろうにも、新木場で教わったことをすーっかり忘れてたし(^^; 椅子に座ってる稲葉さんがビジョンに映る。ということは… 月光 予想通りの展開に、ちょっとショックを受ける。(だって、予想は裏切って欲しかったんだもん) でも、好きな曲だし、生で聴くのは初めてなのでジーッと聴き入ってしまった。 アコースティックVer.も切なくていいわぁ。 じゃ、この辺でバンドのメンバーを紹介します。たまには自己紹介で 最初は増田さん。「こんばんは。生きてる?etc..」思ったより高い声で、なんか意外。はい、増田さん 次に徳ちゃん。「こんばんは。徳永暁人です」と超シンプル。はい、徳ちゃん 「コンバンハ。シェーンデス。スコシオナカヘッタ。etc..」片言の日本語なので何とか理解。 はい、シェーン様。これで知ってる日本語全部です(笑) そしてTAK。「松本孝弘です。みんなのattitudeに感謝してます。etc.」 はい、TAKさん。なんで、さん付け?と思ったけど、ちょっとツボ。 すごい雨漏りで、部品も落ちてたりするけど(笑) そう、もう雨は上がってるはずなのに、なぜかセンターステージはすごい雨漏り状態だったの。 もう1曲ぐらい演りましょうか。みなさん、歌ったり、踊ったりしてください。 ものすご〜く、嫌な予感がするんですけど… 恋心(KOI-GOKORO) や、やはり。もうお腹一杯っす(-_-;; でも、これが最後のPleasureツアーだし、きっとこの曲も最後だしと思って 大荷物&傘まで持ってたのに、ちゃんと踊ったわよ(笑) 去年と同じく稲&松だけで始まって、途中からバンドで。 来た時と同じように『It's not unusual』が流れる中、車に乗って退場。 でも、今度は稲葉さんが運転で、松ちゃんが助手席だった。 この時初めて、juiceのジャケットイラスト(だったと思う)が車のボンネットに書かれてたことに気付いた。 色々と細かく凝りすぎていて、なかなか気付かないぞ(^^; ビジョンにはLOOSEツアーのオープニングムービーが流れ始める。 「Director's Cut」「Musician Edition」という文字があったんだけど、当時の映像とは違ってるのかな? 私はそのツアーには参加してないので良く分からないんだけど。 テレビで短縮版を見た事があったけど、ライブ会場で観るとまた違った感じ。 でも、2人とも音楽だけで食べていくのがいい、と改めて思ってしまった(^^; いや、もちろん格好いいんだけどね。 Real Thing Shakes LOVE PHANTOM イントロが始まると、ステージ後方に見た事がある物体が出てきた。 ま、まさか、あの箱は…( ̄□ ̄;; ビジョンには稲葉さんの顔が映し出され、その顔が少しづつ変化していく。 歌が始まると、白いシャツに黒いパンツを身に着けた稲葉さんが出てくる。 うわぁ、BUZZ!!ツアーと一緒だぁ。 この衣装大好きなんだけど、ということはやはり… 鏡に向かってのパフォーマンスがあり(BUZZ!!に比べると表情に余裕がなかったわ) 最後はマント、帽子、サングラスを身に着けた稲葉さん(もどき)が 松ちゃんのギターからのレーザー光線に攻撃されながらセットの上へ。 そこでビジョンに映った顔は稲葉さんだったので、そのためにわざわざ撮影したんだろうな。 そして、曲のクライマックスと共にステージセンターに向かって落下。 バックステージの方へ飛び降りるとばかり思っていたので、 目の前で繰り広げられた光景のあまりの迫力にしばし言葉を失ってしまった。 赤いノースリーブシャツとオレンジのパンツに着替えた稲葉さんが ねがいのイントロに合わせてマラカスを振りながらステージ下からセリ上がってくる。 そのまま歌いだすかと思いきや、始まったのは… ZERO 前奏で渚園〜と叫ぶ。(地名を叫ぶのは、もはや恒例と化してるけど) 回転は、新木場と違ってちゃんと一緒にしてた♪ でも、松ちゃんは両足で回るというズルをしてるもんだから、段々斜め後ろに動いて行っちゃうのよね。 で、回転が終わる頃にはほぼ定位置にいるんだけど、もしかして計算ずくですか?(笑) 久しぶりに書く気がするけど、いつものチェックポイントはマイクなしの腰だけだったと思う。 前にいたお兄ちゃんの頭でちょうど見えなかったのよ〜(;_;) juice 間奏では恒例となった♪Yeah、Yeah♪の掛け合い。 前みたいにしつこくやられたらどうしようかと思ったけど、案外あっさり終わったので良かった(^^; 松ちゃんがギターを抱え上げるようにしだしたので「ま、まさか…」と思ったら(今回のライブはこんなのばっかり;;) ギターから火花が出て(それに合わせてステージ上でも爆発が) 最後に玲と書かれたアンプに向かって投げつけ爆発(順番逆かな?) 上の真ん中2つぐらいのアンプが倒れたので心配したんだけど 何事もなかったようにスタッフが直してたから、それも計算ずくだったのね。 ultra soul 色々なフォントの「ultra soul」という文字が映し出されてる。 IT'S SHOWTIME!! CDが発売された頃はあんまり好きじゃなかったんだけど(PVも含めて) ライブで聴くと、そうでもないことに気付いた。特にイントロが好きだわ♪ ♪僕に足りないのは♪で客席にマイクを向け♪想像力♪ Yes!と、とても嬉しそうな笑顔に惚れ直しました(*^_^*) たくさん爆発あり。 どうもありがとう〜と全員が退場。 <ENCORE> juiceツアーで流れていた「ファイト!一発!」の映像が流れる。(残念ながら、オチなしバージョンだったけど) メンバーが再びステージへ。 な、な、な、なんと、松ちゃんがゼブラの膝丈オーバーオールはいてる〜(≧▽≦) その根性に惚れました(爆) ちょっとツボに入っちゃって、何度も笑っちゃったけど(^^; 稲葉さんはネックレスのような模様入りの白T、パンツはオレンジのまま。 何か話してたんだけど、16年目の初日ってことだけしか覚えてない(^^; あっ、あとまたここで会おうとか何とか言っていて、「やだっ!」と思ったのは覚えてる(爆) 裸足の女神 ステージ下手側にはjuice缶を持った稲葉パボット、上手側にはjuice(酒?)瓶を持った松本パボットが登場。 でも、松パボの瓶がねじれたままでうまく膨らんでなかった。 最後はドラムに合わせて全員で♪NaNaNaNa…♪ 実は入場する時に、こんなチラシとサイリウムが配られていたの。 いつでも取り出せるように、アンコールに入る前から準備してたんだけど、やっとビジョンに合図が出た! RUN ちょっと振り返ってみたけど、これだけ数が揃うと圧巻。 B'zの2人も驚いたようだけど、大人だからあまり顔には出していなかったの。 でも、近くに来た時に、それまでは笑っていた松ちゃんの顔が感無量って感じになってて 歌を一緒に口ずさみながら、その顔見てたら何だか泣けてきた。(このレポ書きながらも、ウルウルしてたりして;;) 自分の中で色々と波はあったけど、B'zのファンでいて良かった〜。 気付いたら、稲葉さんは上半身裸。なんか久々かも? 全員が前に出てきてせぇの、お疲れ〜 サポーターズを握手で送り、稲葉さんと松本さんは最後の挨拶。 お辞儀してる時間がいつもより長い気がしたんだけど、最後のサプライズがあったからそう感じたのかも。 センターですれ違う時に握手、戻ってきた時に抱き合ってたけど どちらも稲葉さんから仕掛けたのは見逃さなかったわ(笑) 2人並んで深々とお辞儀をした後、最後に見た景色、一生忘れません。本当にキレイでした。 そして、たくさんの花火が打ち上がって、それを見ていたらまた感動で…(T_T) あっという間に過ぎた2時間半でした。 「Final Pleasure」と銘打ってるだけあって、今までの集大成といえば集大成、 寄せ集めといえば寄せ集めのライブだったけど(もちろん、私は大満足♪) 9/21という記念すべき日をB'zと同じ場所で迎えられて本当に良かった。 家に帰ってから、20日と21日のセットリストの違いを知ったけど それを知った上でどちらかを選べといわれたら、また21日を選ぶだろうな。 それほど素敵なライブだったと思う。 色々と議論はされているようだけど、何事も量より質なのよ!! 演奏されなかった曲はもう二度と聴けないわけじゃないんだから。(『Pleasure2003』はそうかもしれないけど) でも、やはり『Pleasure2003』と『Bad Communication』は聴きたかったと思ったり(^^; Aブロックにいた私たちが会場を出たのは、ライブ終了後1時間半ぐらい経ってから。 『眩しいサイン』を何十回聴いたことやら。(それでも覚えなかったけど;;) 今さら急いでも仕方ないので、会場で夕飯を食べてからゆっくりと帰りました。 が、自分でも気付かぬうちに疲れていたらしく、電車に乗る時にコケて両膝ついちゃった(^^; 思わず引っ張ってしまった男性、ごめんなさい。この場を借りてお詫びしますm(_ _)m |