IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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劇団☆新感線 Inouekabuki-Shochiku-mix『蛮幽鬼』
新橋演舞場/1階2列17番

作/中島かずき  演出/いのうえひでのり  美術/堀尾幸男  照明/原田保  衣装/小峰リリー  振付/川崎悦子  日舞振付/飛鳥左近  音楽/岡崎司  音響/井上哲司  音効/末谷あずさ、大木裕介  殺陣指導/田尻茂一、川原正嗣、前田悟  アクション監督/川原正嗣  ヘア&メイク/宮内宏明  小道具/高橋岳蔵  特殊効果/南義明  映像/上田大樹  音楽部/右近健一  演出助手/山崎総司  舞台監督/芳谷研  宣伝美術/河野真一  宣伝写真/野波浩  宣伝メイク/内田百合香  蛮幽像制作・特殊メイク/中田杉輝、橋太隆公  製作/真藤美一・村上具子(松竹)、柴原知子(ヴィレッヂ)  企画/細川展裕(ヴィレッヂ)  主催・製作/松竹株式会社  制作協力/ヴィレッヂ

出演/上川隆也、稲森いずみ、早乙女太一、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、山内圭哉、山本亨、千葉哲也、堺雅人ほか

<STORY> 遠い昔。各地の豪族支配から、ようやく一つの政権が出来上がりつつある島国・鳳来(ほうらい)の国にまつわる物語。
鳳来の国の若者四人は、国をまとめる精神的支柱として果拿(かだ)の国の国教“蛮教(ばんきょう)”を学ぶために留学している。その中の一人、京兼調部(きょうがねしらべ)が暗殺され、同行の伊達土門(だてのどもん)が無実の罪により監獄島に幽閉される。土門は、濡れ衣を着せた稀浮名(きのうきな)、音津空麿(おとつのからまろ)への復讐を誓う—
10年の歳月が流れ、脱出を試みようと牢獄の壁を掘り進めていた土門は、両手足を鎖に繋がれた男がいる牢へたどり着く。土門に助けられた男はサジと名乗り、復讐に協力することを誓ってともに脱獄する。
鳳来の国の都。蛮教を持ち帰った浮名と空麿は、教義を自分たちに都合よく作り変え、彼らの父親たちと共に権勢をふるっている。
一方、都のはずれでは、飛頭蛮(ひとうばん)が唱える“蛮心教(ばんしんきょう)”へ人々の支持が集まりつつあった。蛮教に疑問を抱く大王の妃、美古都(みこと)は、彼女を護衛する刀衣(とうい)を伴い飛頭蛮のもとを訪れる。この飛頭蛮こそかつて美古都と将来を誓い合った土門であった。
そして、宮中では、蛮教と蛮心教の教義をめぐって、飛頭蛮と空麿は教義問答をすることとなる…
新感線FCで取った今日のチケットは自分史上一番の良席(FCで取った中では)だったので、出演者の表情や動きを堪能してきた♪
近すぎて、逆に見えなくていいところが見えたりもしたけれど(笑)
所々、腑に落ちない部分もあったけど、やはり中島さんの作品はしっくりくる。
ラストはちょっと涙してしまったし。

役者さんについて
上川隆也さん…今まで観た舞台の中では一番好きな役かも。役自体の性格が単純過ぎて深みがなかったのが残念。
堺雅人さん…「喜怒哀楽を全て笑顔で表現する男」を上手く使ったなという感じ。席も良かったので、笑顔の複雑さというか笑顔の下の感情が感じられた。殺陣も何とかこなしてたと思うけど、はける時の走りが重かったのが残念。
稲森いずみさん…舞台では初見。思ってたより声も出ていたし、立ち姿もキレイで良かった。大王(オオキミ)役の右近さんのセリフ(アドリブかな?)でちょっと笑っていたのが残念。ま、あれは仕方ない気もするけど(笑)
早乙女太一くん…男役でも女役でも舞台映えするし、華もあってこれからが楽しみ。ただ、彼の立ち回りは「殺陣」と言うより「型」や「舞」という感じで綺麗過ぎるのが残念。

とまぁ、残念なことも書いたけど、実際にはかなり満足。
次に観る時はもう少し後ろの花道近くの席なので、今日見えなかった花道シーンを補完し、進化を楽しんでこようっと。罰ゲームがあれば、尚更いいんだけど(笑)
それから、遊日蔵人がサジの顔を見つめるシーン。あれも、意味がよく分からなかったので、再度確認して来なくちゃ。
観劇 > 2009年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)