クラウディアからの手紙
2006/01/28 Sat 13:00
世田谷パブリックシアター/1階C列18番
脚本・演出/鐘下辰男 テーマソング/溝口肇
美術/島次郎 照明/中川隆一 衣裳/小峰リリー 振付/井手茂太
音響/井上正弘 ヘアメイク/佐藤裕子 殺陣/渥美博
演出助手/坂本聖子 舞台監督/小林清隆
主催/ホリプロ、TOKYO FM 共催/世田谷パブリックシアター
特別協力/日本海テレビジョン放送株式会社 企画制作/ホリプロ
出演/佐々木蔵之介、斉藤由貴、高橋惠子、すまけい、小林勝也、山西惇、池内万作、村上大樹、久松信美、宮島健、植木紀世彦、翁長誠、亀田佳明、斉藤直樹、柴田雄平、土倉有貴、渡部紘士
<STORY> 「他人の不幸の上に私だけの幸せを築くことはできません。」
太平洋戦争の混乱の中、突然、無実の罪をきせられ、ロシアに抑留されることになった蜂谷弥三郎。連絡をとることもできず、50年間、一人で娘を育てながら夫を待ち続けた妻・久子。そして蜂谷とロシアの地で37年間も共に暮らしながらも、気丈にも彼を祖国へ、家族のもとへと送り返したもう一人の妻・クラウディア。彼ら三人の深く静かな愛の物語を中心に、戦争が起こした悲劇、そして人を愛することの本質が描かれていく。
脚本・演出/鐘下辰男 テーマソング/溝口肇
美術/島次郎 照明/中川隆一 衣裳/小峰リリー 振付/井手茂太
音響/井上正弘 ヘアメイク/佐藤裕子 殺陣/渥美博
演出助手/坂本聖子 舞台監督/小林清隆
主催/ホリプロ、TOKYO FM 共催/世田谷パブリックシアター
特別協力/日本海テレビジョン放送株式会社 企画制作/ホリプロ
出演/佐々木蔵之介、斉藤由貴、高橋惠子、すまけい、小林勝也、山西惇、池内万作、村上大樹、久松信美、宮島健、植木紀世彦、翁長誠、亀田佳明、斉藤直樹、柴田雄平、土倉有貴、渡部紘士
<STORY> 「他人の不幸の上に私だけの幸せを築くことはできません。」
太平洋戦争の混乱の中、突然、無実の罪をきせられ、ロシアに抑留されることになった蜂谷弥三郎。連絡をとることもできず、50年間、一人で娘を育てながら夫を待ち続けた妻・久子。そして蜂谷とロシアの地で37年間も共に暮らしながらも、気丈にも彼を祖国へ、家族のもとへと送り返したもう一人の妻・クラウディア。彼ら三人の深く静かな愛の物語を中心に、戦争が起こした悲劇、そして人を愛することの本質が描かれていく。
当初は行く予定にしていなかったんだけど、
ネットで見かけた感想が気になったので急遽行ってきた。
ということで、これが今年の観劇始め。
50年もの間、ロシアに抑留された男性と日本で彼を待ち続けた妻、
30年以上も彼を支え続け最後には妻の元へと送り出すロシア人女性の話。
これが実話だなんて、平和な時代に生まれた私には想像も出来ない。
始まってすぐに胸にくるものがあって、「泣いちゃうかも」と思ってはいたんだけど
実際の映像(当時、テレビで流れたもの)を目にした時には涙が止まらなくなってしまった。
創作は現実には勝てない(現実に勝るドラマはない)んだな…。
演出方法とか井手さんの振付とか、ちょっと首を捻るところもあったけど
(特に「昔話ばかりしてるから年を取らない」というセリフは説明っぽくて嫌)
高橋惠子さん演じる久子と斉藤由貴さん演じるクラウディアが素晴らしくて、
舞台の片隅に立っているだけでも胸に響いてくるものがあった。
おかげで、初見の蔵之助さんが霞んでしまい
心に残ったのはヤギのシーンでの「こんなにかよ!」という三村風ツッコミだけ(^^;
ちなみにこのシーンは話の本筋には全く関係なく、和み(笑い)だけを求めてるようで
袖にはけたヤギたちを見ながら笑いを堪えている蔵之助さんが印象的でした。
<関連文献>
ロビーでは昨年上演された「時には父のない子のように」のDVDが売られていたんだけど
チケットが取れず観に行けなかった芝居だし、副音声にコメンタリーが入ってるし
そして何より蔵之助さんの直筆サイン入りだったので、思わず買ってしまいました(笑)
<< 戻る
ネットで見かけた感想が気になったので急遽行ってきた。
ということで、これが今年の観劇始め。
50年もの間、ロシアに抑留された男性と日本で彼を待ち続けた妻、
30年以上も彼を支え続け最後には妻の元へと送り出すロシア人女性の話。
これが実話だなんて、平和な時代に生まれた私には想像も出来ない。
始まってすぐに胸にくるものがあって、「泣いちゃうかも」と思ってはいたんだけど
実際の映像(当時、テレビで流れたもの)を目にした時には涙が止まらなくなってしまった。
創作は現実には勝てない(現実に勝るドラマはない)んだな…。
演出方法とか井手さんの振付とか、ちょっと首を捻るところもあったけど
(特に「昔話ばかりしてるから年を取らない」というセリフは説明っぽくて嫌)
高橋惠子さん演じる久子と斉藤由貴さん演じるクラウディアが素晴らしくて、
舞台の片隅に立っているだけでも胸に響いてくるものがあった。
おかげで、初見の蔵之助さんが霞んでしまい
心に残ったのはヤギのシーンでの「こんなにかよ!」という三村風ツッコミだけ(^^;
ちなみにこのシーンは話の本筋には全く関係なく、和み(笑い)だけを求めてるようで
袖にはけたヤギたちを見ながら笑いを堪えている蔵之助さんが印象的でした。
<関連文献>
クラウディア 奇蹟の愛 村尾靖子(海拓舎) | クラウディア 最後の手紙 蜂谷弥三郎(メディアファクトリー) |
ロビーでは昨年上演された「時には父のない子のように」のDVDが売られていたんだけど
チケットが取れず観に行けなかった芝居だし、副音声にコメンタリーが入ってるし
そして何より蔵之助さんの直筆サイン入りだったので、思わず買ってしまいました(笑)
<< 戻る