IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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労働者M
シアターコクーン/1階G列17番

作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ
美術/中越司  音楽/伊藤ヨタロウ  照明/原田保  衣装/前田文子
音響/水越佳一  映像/上田大樹  ヘアメイク/河村陽子
演出助手/石丸さち子  舞台監督/明石伸一  技術監督/堀内真人
宣伝写真/永石勝  宣伝美術/トリプル・オー  企画・製作/Bunkamura
出演/堤真一、小泉今日子、松尾スズキ、秋山菜津子、犬山イヌコ、田中哲司、明星真由美、貫地谷しほり、池田鉄洋、今奈良孝行、篠塚祥司、山崎一

<STORY> そう遠くない未来。3年前に終わったばかりの戦争で、人類はその数の約7割を失った―。ある国の「収容所」がこの物語の舞台。「収容所」を管理する組織はかつて収容されていた人々で構成されている。昨日まで収容されていた者が、今日は収容する側に回ることもあり、明日は再び収容される側に戻ることもあるのでそこには多くの混乱が生じるのだった。最高幹部の何人かの地位は安定し、彼らは決して管理される側からはずされることはないと思っていた。トップの位置にいた男が消息を絶つまでは。とたんに揺れ動く組織の人間関係。崩れ落ちる足場。サイレンが鳴り響き、囚人達の反乱が始まる―。
理解不能・・・(-_-メ)

今までもケラ作品は分かりづらいと思ってたけど、今回ほどのはなかった。
シーン、シーンは楽しいんだけど(休憩挟んで3時間30分も長く感じなかったし)
全体を通してみるとよく分からなくて。
たった1回しかなかったカーテンコールが
そう感じたのが私だけではないというのを物語っているのではないかと。
↑にある公式のあらすじともちょっと違って、2つの話が並行に進んで行くんだけど
「労働者M」渋谷・シアターコクーンで 「答えあなたの中に」という記事に
「世界は不条理だ」という感覚を基に、カフカ的な迷宮世界を描くのが得意なケラだけに、「労働者M」も複雑な構成だ。舞台は、現代日本の怪しげなオフィスと革命戦士たちを閉じこめている近未来の収容所。双方の物語が別々に同時並行的に展開し、やがて一つの話へと集約する。
とあったのに、話は集約されてないし(-_-;;
もしかして、話が集約されているのに私が気が付かなかっただけ?
いやいや、そんなことはない。
イケテツと明星さんに前説のようなことをさせたのも、理解しがたいと思ったからだろうし。
好きな役者さんがたくさん出てるのに、こんなに消化不良でいいんだろうか?
後半にもう一度観に行くんだけど、その時はもう少し話を味わえるといいな。

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観劇 > 2006年 | posted by Naolin | comments (3) | trackbacks (2)