出演者がインフルエンザに感染したために一部公演が中止になり、2度にわたって振替をする羽目に陥った上に今日の振替はうまく伝わっていなかった気配。
とりあえず、ちゃんと観劇できたからいいけど、公演中止の影響かTHE SHAMPOO HATにはあり得ない(失礼)混み具合だったので、もし入れなかったら…と思うとちと怖い。しかも、振替のチケットはオリジナルじゃなくなってて、さらに残念(オリジナルは回収されちゃったし)。DM先行や劇団で購入するのはそれが目当てでもあるんだけどな。
でも、スタッフも本当に大変だっただろうから、今回はその辺は我慢しておこうと思ったオトナな私なのでした(笑)

肝心の芝居の方は、笑いの要素が多くなっていて、赤堀さんが悪いヤツじゃなかった(笑)
最初はいつものように赤堀さん演じる別府が…と思ってたんだけど、実は違っていて、最後には何だか可愛い人に見えてしまった。別府を支える星さんとリンゴちゃんがこれまたいい人で、観終わった後に心が温かくなるというシャンプーハットでは初の経験。
逆に、今までは割と常識人っぽい役が多かった日比さんが…な訳だけど、これまた普通っぽいだけに怖かったり（最後は「何だ、それ？」という感じがしないでもないけど）。いや、でも本当に怖かったのは滝沢さん演じる美由紀かな。
前作の「葡萄」も良かったけど、私が観たシャンプーハットの作品の中では一番好きかもしれない。