友達に誘われたんだけど、松尾スズキ作のお芝居を観たことがなかったし、
主演は中村勘九郎だし、他の出演者もよく知らないし、チラシも「？」だったから
正直言ってあまり期待してなかったの。
案の定、始まってしばらくは『これを３時間はツライかな･･』と思っていたんだけど
途中からすごく面白くなってきて、最後は『来てよかったぁ』になってた(笑)
一番の収穫（?）は阿部サダヲさん☆
前から結構気に入ってはいたんだけど、今回のお芝居で惚れた(爆)
ちょっとイッちゃってる役やると右に出るものはないんじゃないかって感じなのよね。
（メジャーな所だとＩＷＧＰの警官役とか、たまひよのＣＭなんかに出てる）
このお芝居は客席から出演者が出てくることが多かったんだけど、
すぐ近くにサダヲちゃん（と勝手に呼んでいる;;;）がいる時なんて
恥ずかしく顔を直視することが出来なかったわ。
まるで河合奈保子の「ラブレター」状態。＜分かる人にしか分からん(^^;
クドカンが着ぐるみ着て目の前を通った時は凝視できたのに(笑)
このお芝居は舞台上に水路のようなものがあってそれが何度も使われるんだけど
それがまた、普通そんな演出するか？って感じで
面白いっちゃ面白いんだけど、いらないっちゃいらないのよね。
（スタッフや役者さんたちはすっごく大変なはずだし）
観てるだけの私は思いっきり楽しんでたけどね(^^;
唯一の心配は勘九郎ファンとおぼしきお年寄りたちが
この松尾スズキワールドをゃんと楽しめたのかどうか。
「よく分かんねぇ」ってなことになってないといいんだけど(笑)

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