IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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古代のファンタジー 卑弥呼 〜現代の踊るシャーマン達
東京国立博物館/全席自由(整理番号169)

演出・振付/上田遥  作曲/坂出雅海、渡邊裕之
監修/河内蓮太  照明/日比野豊
衣装/菊地はるえ  美術/内田真貴+内田順(空蓮)
音響/実吉英一  舞台監督/定森基
ナレーション/増田精一郎  宣伝デザイン/渡部晋也
プロデューサー/別府尚武  制作/井本篤
主催/東京国立博物館、B.B.Productions
特別協賛/クラブツーリズム株式会社
出演/小島章司、舘形比呂一、橋本拓也、熊谷和徳、三木雄馬ほか
私が好きなCONVOYの舘様と拓也くんが出演するので行くことにしたんだけど
こういった催しは初めてなので、恐る恐る…といった感じでの参加。
整理番号を受け取って、その番号通りに入場するという律儀な方法だったけど
観客数350人程度なので、あまり問題もなく入場出来てたみたい。
でも、だったら最初から整理番号付きでチケット売ればいいのに、と思わないでもなかったり。
(チケットが売れるかどうか心配だったのかしら?と勘ぐるヤなやつ・笑)
入場後は好きな席に座れるんだけど、整理番号が真ん中くらいだったので
良さそうなところは全て埋まってた。
ステージをコの字型に囲む座布団席もあったんだけど
全体が見たかったのと、身体のことを考えて(爆)正面の椅子席を選択。
前の席との段差があまりないので足元が見えないこともあったけど
会場が小さいから、概ね良く見えた。

変な(?)お兄さんの前説後、開演。

・古代の風
女性4人によるアンサンブル。
衣装も振付もいかにも「風」という感じだった。<これといった感想がなくて、すみません(^^;

・国造りイザナギの舞(ダンサー:三木雄馬
上半身裸、紫のパンツと帽子(というか頭巾?)で登場。
予備知識もないままに見ていて、「バレエちっくな身体(お尻)だな」と思っていたら
やはりバレエダンサーだった。しかも、かなり有名らしい。
すみません、勉強不足で(^^ゞ
照明も音楽もシンプルで、彼の特性が生かされてたように思う。
やはりバレエダンサーということで、跳躍はかなりすごかった。

・天照大神(ダンサー:小島章司
全身白で、古の神のイメージそのままの衣装で登場。
元々、フラメンコは好きなんだけど、あまり見る機会もなく
あっても女性ダンサーばかりだったので、とても新鮮だった。
フラメンコ歌手の歌声と手拍子、小島さんの刻むリズムだけが会場に響き渡り
機械的な音がないことによって、ある種の神々しさを醸し出していたように思う。

・スサノヲ(ダンサー:橋本拓也
ギター2人を従えて(という表現は正しくないかな?)の登場。
まず、ロンTに膝丈パンツという服装が普通すぎて驚く。
粗暴な行いをしたスサノヲが高天原を追放されてしまう話なんだけど
ダンスというより一人芝居といった感の強い演出だった。
その動きがいかにも拓也くんって感じで、キャスティングに納得してしまった。
(実は、なぜこのメンバーに拓也くんが?と思っていたの;;;)
舞台をフルに使い、時には客席に下りたりしていたので
ファンにはたまらなかったかも。
ただ、ヤマタノオロチはいかがなものかと…(^^;

・月読(ダンサー:熊谷和徳
これまた、私の好きなタップ。
CONVOYも祭でやっていたけど、音がキレイに聞こえなかったので消化不良気味だったの。
だから、久々にちゃんとしたタップを聞けた(見られた?)という感じ。
ステップを踏むだけではなく、踵を使って摩擦音を出したりと
音にもメリハリがあって、すごく良かった。
25日には出演しないようだけど、この部分だけカットされちゃうのかな?

ここで、再びイザナギ、天照大神、スサノオが登場して
スサノオの追放や天岩戸の話をダンスで見せてくれる。

・卑弥呼(ダンサー:舘形比呂一
そして、真打ちの登場。(だって、ここだけ照明や音楽に力が入っていたんだもの・笑)
舞台中央に客席に背を向けるように立っているシルエット。
小柄だったから女性ダンサーかな?と思っていたら、
むくむくと大きくなって、舘様のお成り(笑)
白のノースリーブで花の付いたトップスにスカート姿なんだけど
あまりのガタイのよさに、しばし呆然。(上腕二頭筋の見事なことといったら・泣)
その後、トップスから出た4本の布を使ってダンサーと踊るので
そのシーンが終わると邪魔なだけのトップスを脱いでしまう。
なぜに卑弥呼が上半身裸?(爆)
と、突っ込みどころ満載ではあったんだけど、さすが舘様。
アヤシイ雰囲気を醸し出しつつのダンスには魅せられてしまいました。
でも、ちょっと怖かったので、離れた席にしておいて正解だった(笑)

カーテンコールは3回。
5人で手を繋いで客席に挨拶したり、軽くパフォーマンスしてくれたりと
最後まで楽しめる舞台だった。
こういった形でのステージを見るのは初めてだったけど、とても満足した。

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観劇 > 2004年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)
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