IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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溺れた世界
シアタートラム/H列20番

作/ゲイリー・オーウェン  翻訳/小宮山智津子
演出/白井晃  美術/松井るみ  衣装/前田文子
照明/高見和義  音響/井上正弘  映像/ 上田大樹
ヘアメイク/林裕子  コレオグラフィ/杏奈
演出助手/豊田めぐみ  舞台監督/山本園子
技術監督/眞野純
制作/遊機械オフィス  提携/世田谷パブリックシアター
出演/岡田義徳、上原さくら、田中哲司、つみきみほ



<STORY> そこは醜いものと美しいものに分断された世界。醜いものたちは美しいものたちが放つ輝きを恐れて彼らを抹殺し、世界を支配している。青年ダレンは支配者側の人間でありながらその世界と人々を嫌悪し、いつか自分を救ってくれる美しい天使が現れると信じて待っている。そして、ある日、誰かがダレンの部屋のドアを叩いた…
何もない空間に役者4人だけが存在している。
最初はその設定に慣れずにいたけれど、段々と惹きこまれていった。
セットがない分、照明や音楽(効果音)がすごく良くて、
私が観た芝居の中で一、二を争うぐらいだったかもしれない。
美しい男女と醜い男女、たった4人の話だけれど
そこには全てに共通するものがある。
話(セリフ)は難しく、集中していないと意味が汲み取れないこともあったし
決して理解できたとは言い難いんだけど、心に残る話だった。

岡田くんが予想外に素敵だったのにビックリ。
私の中では「木更津キャッツアイ」のウッチーのイメージが強かったから
ヒゲを生やして少しワイルドな顔立ちとこの役柄が新鮮だったのかな?
それに、昔の知り合いにちょっと似てたっていうのもあるかも。
ポストトークでの話し方も感じが似てて、顔が似てるとキャラも似るのか?と思ったり。

終演後のポストトークは翻訳の小宮山さんを進行役に、白井さん、岡田くん、上原さんが登場。
上原さんのぶっちゃけトークに白井さんが困ったりしてたけど、裏話が聞けて面白かったし
白井さんはじめ出演者もこの作品を一度で理解した訳ではないと聞いて安心したし
あのトークをふまえて、もう一度観たいという気持ちがムクムクと湧き上がってきた。
でも、10歳以上も年上の田中哲司さんを「田中くん」と呼んでしまう上原さんって一体…(笑)

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観劇 > 2004年 | posted by Naolin | comments (2) | trackbacks (2)