赤鬼 〜日本バージョン〜
2004/10/10 Sun 14:00
シアターコクーン/1階XA列15番
作・演出/野田秀樹
美術・衣裳/日比野克彦
照明/海藤春樹
照明助手/飯田幸司
演出補・選曲・効果/高都幸男
ヘアメイク/スタジオAD
演出助手/石丸さち子
舞台監督/沙古史朗
出演/小西真奈美、大倉孝ニ、野田秀樹、ヨハネス・フラッシュバーガー
<STORY> 村人に疎んじられる「あの女」と頭の弱いその兄「とんび」、女につきまとう嘘つきの「水銀(ミズカネ)」が暮らしていた海辺の村に、異国の男が打ち上げられたことから物語が始まる。言葉の通じない男を村人達は「赤鬼」と呼び、恐れ、ある時はあがめ、最後には処刑しようとする。彼と唯一話ができる「あの女」も同様に処刑されそうになる。「水銀」と「とんび」は捕らえられた二人を救い出し、赤鬼の仲間の船が待つ沖に向かって小船を漕ぎ出すが、船影はすでになく、四人は大海原を漂流するのだが…
作・演出/野田秀樹
美術・衣裳/日比野克彦
照明/海藤春樹
照明助手/飯田幸司
演出補・選曲・効果/高都幸男
ヘアメイク/スタジオAD
演出助手/石丸さち子
舞台監督/沙古史朗
出演/小西真奈美、大倉孝ニ、野田秀樹、ヨハネス・フラッシュバーガー
<STORY> 村人に疎んじられる「あの女」と頭の弱いその兄「とんび」、女につきまとう嘘つきの「水銀(ミズカネ)」が暮らしていた海辺の村に、異国の男が打ち上げられたことから物語が始まる。言葉の通じない男を村人達は「赤鬼」と呼び、恐れ、ある時はあがめ、最後には処刑しようとする。彼と唯一話ができる「あの女」も同様に処刑されそうになる。「水銀」と「とんび」は捕らえられた二人を救い出し、赤鬼の仲間の船が待つ沖に向かって小船を漕ぎ出すが、船影はすでになく、四人は大海原を漂流するのだが…
ロンドン、タイと観ているので話は分かっているし、言葉もきちんと理解出来るし
何より大倉さんが出るので楽しみにしていた日本バージョンだったけど
観終わってみたら、一番感動(余韻)がなかった気がする。
言葉が分かるというのも考えものなのかもしれない。
セリフや動きの表面的な部分に気が向いてしまって
本質にまで辿りつけないというか、心で感じる部分が少なかったというか。
それは役者や演出ではなく、自分自身のせいだと思うんだけど。
日本バージョンの出演者はたったの4人。
ロンドンVer.は8名、タイVer.は14名だったことを思えば非常に少ない。
だから、1人の役者が何人もの役を演じていて、その切り替えの早いこと。
その早さに一瞬ついていけなかったり(私だけ?)、面白味が倍増したりした。
出演者が少ないせいか、ひょうたん型のステージは小さかったし
(OP.の嵐のシーンでは、役者さんが舞台から落ちるんじゃないかと冷や冷やした)
逆に使われる小道具は一番多かったように思う。
あの女がスープを飲むシーンでカップが使われていたのも日本Ver.だけだったし
メインに使われる棒とネット以外にも、舞台の一部が取り外されて使われたり、
ネットに入ったブイが使われたり。
(これも、今ひとつ感動しきれなかった要因の一つかも)
役者も野田さんのハイテンションぶりは相変わらずだったけど
大倉さんも変に野田色に染まらず頑張っていた。
(あのまったりした身体つきと姿勢の悪さが好きなのよね・笑)
小西さんはテレビで見る限りあまり好きな女優さんではなかったんだけど
舞台向きなのか、声も良く出ていたし、芝居も好感が持てて
今までのイメージが変わった。(これなら「走れメルス」も期待できそう)
と、やや否定的なことを書いてしまったけど
感動の多い少ないは、単に上演順番だけの問題なんだろうな(^^;
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何より大倉さんが出るので楽しみにしていた日本バージョンだったけど
観終わってみたら、一番感動(余韻)がなかった気がする。
言葉が分かるというのも考えものなのかもしれない。
セリフや動きの表面的な部分に気が向いてしまって
本質にまで辿りつけないというか、心で感じる部分が少なかったというか。
それは役者や演出ではなく、自分自身のせいだと思うんだけど。
日本バージョンの出演者はたったの4人。
ロンドンVer.は8名、タイVer.は14名だったことを思えば非常に少ない。
だから、1人の役者が何人もの役を演じていて、その切り替えの早いこと。
その早さに一瞬ついていけなかったり(私だけ?)、面白味が倍増したりした。
出演者が少ないせいか、ひょうたん型のステージは小さかったし
(OP.の嵐のシーンでは、役者さんが舞台から落ちるんじゃないかと冷や冷やした)
逆に使われる小道具は一番多かったように思う。
あの女がスープを飲むシーンでカップが使われていたのも日本Ver.だけだったし
メインに使われる棒とネット以外にも、舞台の一部が取り外されて使われたり、
ネットに入ったブイが使われたり。
(これも、今ひとつ感動しきれなかった要因の一つかも)
役者も野田さんのハイテンションぶりは相変わらずだったけど
大倉さんも変に野田色に染まらず頑張っていた。
(あのまったりした身体つきと姿勢の悪さが好きなのよね・笑)
小西さんはテレビで見る限りあまり好きな女優さんではなかったんだけど
舞台向きなのか、声も良く出ていたし、芝居も好感が持てて
今までのイメージが変わった。(これなら「走れメルス」も期待できそう)
と、やや否定的なことを書いてしまったけど
感動の多い少ないは、単に上演順番だけの問題なんだろうな(^^;
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