ピローマン
2004/11/18 Thu 19:00
PARCO劇場/B列7番
作/マーティン・マクドナー 訳/目黒条
演出/長塚圭史 美術/島次郎 照明/佐藤啓
音響/加藤温 衣装/藤井享子 ヘアメイク/高橋功亘
演出助手/山田美紀 舞台監督/菅野将機
制作/田中希世子 製作/伊藤勇
企画・製作/株式会社パルコ
出演/高橋克実、山崎一、中山祐一朗、近藤芳正、宮下今日子、岩田純、福地亜紗美・岩井優季(ダブルキャスト)
<STORY> ただでさえ可哀想な子どもが、さらに可哀想なことになってしまう「メルヘン」ばかりを書いている作家カトゥリアンの身辺で、お話によく似た殺人事件が次々に起きる。作家はものすごく胡散臭い二人の刑事、トゥポルスキとアリエルの取り調べを受けるが、その過程で作家の過去ばかりか、二人の刑事の素顔、そして“知恵遅れ”のカトゥリアンの兄ミハイルをめぐる驚愕の秘密が明らかになっていき…
作/マーティン・マクドナー 訳/目黒条
演出/長塚圭史 美術/島次郎 照明/佐藤啓
音響/加藤温 衣装/藤井享子 ヘアメイク/高橋功亘
演出助手/山田美紀 舞台監督/菅野将機
制作/田中希世子 製作/伊藤勇
企画・製作/株式会社パルコ
出演/高橋克実、山崎一、中山祐一朗、近藤芳正、宮下今日子、岩田純、福地亜紗美・岩井優季(ダブルキャスト)
<STORY> ただでさえ可哀想な子どもが、さらに可哀想なことになってしまう「メルヘン」ばかりを書いている作家カトゥリアンの身辺で、お話によく似た殺人事件が次々に起きる。作家はものすごく胡散臭い二人の刑事、トゥポルスキとアリエルの取り調べを受けるが、その過程で作家の過去ばかりか、二人の刑事の素顔、そして“知恵遅れ”のカトゥリアンの兄ミハイルをめぐる驚愕の秘密が明らかになっていき…
久しぶりに風邪をひいて、体調が悪い中での観劇。
熱は下がっていたけど、鼻と喉に多大なる影響が残っていたので
なかなか辛い長丁場(第1幕120分、第2幕75分)だった。
時折出てしまう咳で周りの人にも役者さんにも申し訳ないことをしてしまった。
自分でもセリフが聞こえなくなってしまうので、なるべく我慢したんだけど…
去年見損なった「ウィー・トーマス」と同じ脚本家&演出家だったのと
出演者4人(厳密にはあと3人いたけど)が良さそうだったので観に行ったんだけど、
観終わっての感想は、とにかく長い。
決して苦痛だった訳ではなく、楽しめてはいるんだけど
これだけ長い必要があるんだろうか?と思ってしまった。
カトゥリアンの書いたお話を語ったり、
見せたりしているから仕方がない面もあるんだろうけど
もう少し短くてもいいんじゃないかなぁ。
今回、一番の目当ては「真昼のビッチ」で結構気に入った中山さんだったんだけど
この芝居には彼は合ってないんじゃないだろうか?
第一声を聞いた瞬間に他の3人との異質さを感じたんだよね。
(声だけで『浮いてる』と思ったのは初めてだったから、自分でも驚いた)
キャラクターを作ってたんだろうけど、ちょっと空回りしてたような…
でも、第2幕はそうでもなく、ラストに向かって好感度はかなりUPしてた。
もしかして、ここまで計算済だったのかしらん?
内容は思っていたほどグロくもなく、かといって笑いが満載という訳でもなく
個人的にはどう反応していいのか分からないことも結構あった。
カトゥリアンとミハイルを育てた両親のとんでもない悪意や刑事2人のトラウマは
それだけだと救いがないんだけど、最後のミハイルのセリフが全てを帳消しに。
そのセリフを聞いた瞬間、思わず泣きそうになってしまった。
この感じ、何かに似てるなぁと思ったら、再演の『人間風車』。
私はビデオでしか見てないけど、最後のサムに思わず泣いてしまったんだよな。
(初演は見たけど、怖かったということしか覚えてない;;)
そんな重い話の中、一服の清涼剤(?)となったのは第2幕のオープニング。
話自体は可哀想なんだけど、岩田さんの早変わりに大笑いしてしまった。
あと、緑の子豚ならぬ緑の少女にもね。
客席には有名人も多数いた模様。
私が気付いたのは佐藤B作・あめくみちこ夫妻と坂井真紀さんぐらいだけど。
しかし、B作さんとあめくさんを見ると「あっ、欽ちゃんバンドだ!」と
思ってしまう私って、一体いくつなんでしょ?(^^;
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熱は下がっていたけど、鼻と喉に多大なる影響が残っていたので
なかなか辛い長丁場(第1幕120分、第2幕75分)だった。
時折出てしまう咳で周りの人にも役者さんにも申し訳ないことをしてしまった。
自分でもセリフが聞こえなくなってしまうので、なるべく我慢したんだけど…
去年見損なった「ウィー・トーマス」と同じ脚本家&演出家だったのと
出演者4人(厳密にはあと3人いたけど)が良さそうだったので観に行ったんだけど、
観終わっての感想は、とにかく長い。
決して苦痛だった訳ではなく、楽しめてはいるんだけど
これだけ長い必要があるんだろうか?と思ってしまった。
カトゥリアンの書いたお話を語ったり、
見せたりしているから仕方がない面もあるんだろうけど
もう少し短くてもいいんじゃないかなぁ。
今回、一番の目当ては「真昼のビッチ」で結構気に入った中山さんだったんだけど
この芝居には彼は合ってないんじゃないだろうか?
第一声を聞いた瞬間に他の3人との異質さを感じたんだよね。
(声だけで『浮いてる』と思ったのは初めてだったから、自分でも驚いた)
キャラクターを作ってたんだろうけど、ちょっと空回りしてたような…
でも、第2幕はそうでもなく、ラストに向かって好感度はかなりUPしてた。
もしかして、ここまで計算済だったのかしらん?
内容は思っていたほどグロくもなく、かといって笑いが満載という訳でもなく
個人的にはどう反応していいのか分からないことも結構あった。
カトゥリアンとミハイルを育てた両親のとんでもない悪意や刑事2人のトラウマは
それだけだと救いがないんだけど、最後のミハイルのセリフが全てを帳消しに。
そのセリフを聞いた瞬間、思わず泣きそうになってしまった。
この感じ、何かに似てるなぁと思ったら、再演の『人間風車』。
私はビデオでしか見てないけど、最後のサムに思わず泣いてしまったんだよな。
(初演は見たけど、怖かったということしか覚えてない;;)
そんな重い話の中、一服の清涼剤(?)となったのは第2幕のオープニング。
話自体は可哀想なんだけど、岩田さんの早変わりに大笑いしてしまった。
あと、緑の子豚ならぬ緑の少女にもね。
客席には有名人も多数いた模様。
私が気付いたのは佐藤B作・あめくみちこ夫妻と坂井真紀さんぐらいだけど。
しかし、B作さんとあめくさんを見ると「あっ、欽ちゃんバンドだ!」と
思ってしまう私って、一体いくつなんでしょ?(^^;
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