IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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SHINKANSEN☆RX 「SHIROH」
帝国劇場/1階N列54番

作/中島かずき  演出/いのうえひでのり
音楽/岡崎司  振付・ステ―ジング/川崎悦子
美術/堀尾幸男  照明/原田保  音効/大木裕介
音響/井上哲司、山本能久  衣裳/竹田団吾
ヘアメイク/高橋功亘  小道具/高橋岳蔵
演出助手/小池宏史  舞台監督/芳谷研
制作/市村朝一、細川展裕、吉田訓和、柴原智子
出演/中川晃教、上川隆也、高橋由美子、杏子、大塚ちひろ、高田聖子、橋本じゅん、粟根まこと、池田成志、秋山菜津子、江守徹ほか

<STORY> 時代は三代将軍光の治世、舞台は天草・島原。重税と飢饉と迫害に苦しみながらもキリシタン信仰を続ける農民たちは、救世主が現れることを待ち望んでいた。人の心を操る不思議な歌声を持つ天草のシローと、かつて“天の御子”と呼ばれたが、今は奇跡の力を失ってしまった益田四郎時貞。ひとりは、神の声を持ちながら人々のために歌うことを知らず、ひとりは、神の声を失いながらも人々を導こうとした…
とりあえず、新感線だからということと、キャストに好きな人(じゅんさん、秋山さん、杏子)がいるからという理由で友達にFCでチケットを取ってもらったんだけど、はっきり言っちゃうと全然期待してなかったの。
でも、何よ、何よ、すごくいいじゃないのよ〜。
お蜜が死ぬ辺りから最後まで、涙が止まらなかったわ。
死に行く人の気持ちが痛いほど伝わってきて
まさか、新感線でこんなに泣くなんて。
出来れば、もう1回センターから観たかったな。
さすがに大阪まで行く気にはなれないけど(笑)

一番凄いと思ったのは秋山さん。
彼女の演技を観て「えっ?」と思ったことは一度もないけど
今回、改めて役者としての凄さを感じた。
それから、杏子。
私はバービーボーイズが大好きだったので
久しぶりに杏子の歌が聴けるのを楽しみにしていたんだけど
聴いた瞬間に鳥肌が立った。
演技はともかく、歌はやっぱり凄い。
私にとって、ほとんどお初と言ってもいい中川晃教さんの歌も
本当にきれいな声で良かった。
神の声を持つ少年役なんてそうそう出来る人もいるはずもなく、
彼がいなかったらこのミュージカルは成り立たなかったかもしれない。
ただ、私にはどうしてもデビュー当時の原田真二に見えちゃうんだけど(^^;
お笑い担当(?)のじゅんさん、粟根さん、右近さん、なるしーも
相変わらずいい味出してたしけど、歌がなかったのがちと残念。
で、もう一人の主役、上川さん。
ドラマに出てる彼は好きなんだけど、どうも舞台上の彼とは相性が良くないらしく
今回もちょっと…って感じだった。
演じてる役に共感出来ないってのが、一番の理由だと思うけど。
でも、カーテンコールの時は、役とは打って変わって非常に可愛かったの。
投げキッスをふりまく中川さんに、投げキッスするように促されたら
1度目は頑なに拒否し、2度目はフェイントだけかけてやっぱり止めて。
こういう可愛い部分が演じる役にもあったら良かったのになぁ。

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観劇 > 2004年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)