IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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日本総合悲劇協会vol.4「ドライブイン カリフォルニア」
本多劇場/C列23番

作・演出/松尾スズキ  舞台監督/青木義博
照明/佐藤啓  音響/藤田赤目
舞台美術/島次郎  衣装/戸田京子
宣伝写真/種市幸治  宣伝美術/吉澤正美
宣伝ヘアメイク/大和田一美
チラシイラスト/高野華生瑠
演出助手/大堀光威、佐藤涼子
衣装助手/伊藤潤子、梅田和加子  制作助手/河端ナツキ、北條智子、草野佳代子
制作/長坂まき子  企画・製作/大人計画、(有)モチロン
出演/小日向文世、秋山菜津子、片桐はいり、小池栄子、松尾スズキ、田口トモロヲ、仲村トオルほか

<STORY>
お気に入りのサダヲっちは出ないんだけど、キャストが結構魅力的なので
公演があると分かった時から行く気満々だったの。
特に仲村トオルは「そのうち結婚する君へ」というドラマを観て以来好きだったから
松尾スズキと組むとどうなっちゃうんだろうって興味津々で。
ちょっと役を作りすぎてるかなという気はしたけど(髪型とか声の出し方とか)
それが逆に味となって、いい感じで松尾ワールドに溶け込んでたわ。
隣の席にいた女性は、仲村トオルが出てきた瞬間に『かっこいい〜』とつぶやいてたし(笑)
内容は、日本総合悲劇協会(ニッソーヒ)という割にはあまり重くなく
ずっと笑いっぱなしだったような気がする。
おもちゃ屋の山ちゃんに始まり、スプーンの上の小さなカレー、くるみ、しずく君と
個人的なツボを上げるとキリがないくらい。
特にしずく君の紙芝居は良々のキャラと演技が相俟っておかしさ倍増。
(小池栄子も肩を震わせて、笑いをこらえていた)
『良々もある意味、天才だよなぁ』と思ってしまったわ。
で、ずっと笑いっぱなしだったような気がする割には
ラストで何ともいえない悲しさが胸に広がって泣きたい気持ちになっていた。
松尾スズキの毒々しさ、ドロドロさはこんなものじゃないと思うけど
私にはこのくらいで十分。

カーテンコールは1回で、その後は松尾さん一人が出てきてお辞儀して帰っていったんだけど
情熱的な若者が一人立ち上がって、ひたすら「お願いしま〜す」と叫び続けていたら
その情熱に負けたのか、出演者が再度舞台に出てきた。
でも、男性陣は脱いだジャケットを着ながらの登場で、すっかり楽屋モードになっていたみたい。
また出てきてくれたのはうれしいけど、出演者には迷惑だったのかも。

今回、一番驚いたのは田口トモロヲさん。
勝手に大きい人だと思い込んでたから、登場シーンではあまりの小柄さにビックリ。
だって、小日向さんと同じかそれより小さいくらいだったんだもの。
(画面を通してみてるからっていうのと、役柄のイメージもあるのかなぁ)
それにしても、はいりさんの「小さい国の人に悪い人はいない」って言うセリフは
ツボにはまったわ(笑) <『サダヲっちも仲間だ』と思ったりして(^^;

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観劇 > 2004年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)