ママがわたしに言ったこと
2004/09/12 Sun 14:00
青山円形劇場/Eブロック1番
作/シャーロット・キートリー 翻訳/常田景子
演出/鈴木勝秀 美術/松井るみ 照明/倉本泰史
音響/井上正弘 衣装/前田文子
舞台監督/瀧原寿子 ヘアメイク/シモン.いほこ
プロデューサー/北村明子
上演権コーディネート/マーチン・R、P・ネイラー
企画・製作/シス・カンパニー
出演/木内みどり、渡辺えり子、大竹しのぶ、富田靖子
<STORY> ドリス、マーガレット、ジャッキー、ロージー。彼女たちはあろうことか、自分たちの「ママ」を殺そうと相談している。紐で縛って線路沿いの穴のあいた場所へ連れていき、心臓に杭を打ち込む。それが彼女たちのプラン。けれど、そのプランは決して成功することはない。なぜなら本当は、ドリスはマーガレットの、マーガレットはジャッキーの、ジャッキーはロージーの「ママ」なのだから。
少女の憧れ、思春期の物思い、恋のときめき、社会に出る戸惑い、結婚の幸福と失望、命を授かる喜びと畏れ、そして、老いの中でたどり着く穏やかな諦め。ひと色ではない、けれどひとつに結ばれている彼女たちの人生が、今、時を超えて出会う。その先に見えるものは…
作/シャーロット・キートリー 翻訳/常田景子
演出/鈴木勝秀 美術/松井るみ 照明/倉本泰史
音響/井上正弘 衣装/前田文子
舞台監督/瀧原寿子 ヘアメイク/シモン.いほこ
プロデューサー/北村明子
上演権コーディネート/マーチン・R、P・ネイラー
企画・製作/シス・カンパニー
出演/木内みどり、渡辺えり子、大竹しのぶ、富田靖子
<STORY> ドリス、マーガレット、ジャッキー、ロージー。彼女たちはあろうことか、自分たちの「ママ」を殺そうと相談している。紐で縛って線路沿いの穴のあいた場所へ連れていき、心臓に杭を打ち込む。それが彼女たちのプラン。けれど、そのプランは決して成功することはない。なぜなら本当は、ドリスはマーガレットの、マーガレットはジャッキーの、ジャッキーはロージーの「ママ」なのだから。
少女の憧れ、思春期の物思い、恋のときめき、社会に出る戸惑い、結婚の幸福と失望、命を授かる喜びと畏れ、そして、老いの中でたどり着く穏やかな諦め。ひと色ではない、けれどひとつに結ばれている彼女たちの人生が、今、時を超えて出会う。その先に見えるものは…
これまたスズカツさん演出作品。
女優陣も良さそうだったので(大竹さん以外は舞台未見)、
ファミマ先行でチケットGETしたんだけど、すぐに繋がったから最前列だった。
円形劇場は狭いので、後ろでもいいから正面が良かったなぁと贅沢を言ってみたり(^^;
席に着いてみると、舞台との距離は人一人通るのがやっとというぐらい。
いくら何でも近すぎるでしょ。
そのせいか、自分の席に着く時に舞台の上を歩く人までいて
開演前に少しお怒りモードになっている私。
歩きづらいのは分かるけど、マナーは守らなくちゃね。
私は通路側だったので、芝居中何度も女優さんが横を通ってラッキーだった。
その分、かなり緊張を強いられはしたけど(笑)
セットは床も天井も刺繍(ニードルポイントというらしい)があしらわれていて
床は完成形、天井は制作中なのか糸のついた針がささっている。
いかにもイギリスといった感じ。
いくら登場しないとはいえ父親(男性)の存在があまりにも希薄。
母と娘というのは独特な関係性があるのかもしれない。
「友達のような」とか「ライバル」と形容されるのも母娘だけのような気がするし。
子供たちがママを殺そうとするのもそんな葛藤の表れなのかな?
でも、そこには確かに愛情が存在していた。
最後のドリスのモノローグで、涙があふれてきたのはなぜなんだろう?
私はまだ結婚していないので(汗)、娘としての立場しか分からないのに
ドリスの言葉がすごく胸に染み入ってきたんだよね。
木内さんも役に入り込んでしまったのか、カーテンコールでも泣いていたわ。
(もしかしたら、他の理由かもしれないけど)
4人の女優さんも期待に違わず良かったし(大竹さんはホントにすごい!)
観終わった後に温かさが残る舞台だった。
だって、何となく母親に会いたくなっちゃったもの(^^;
難といえば
・いくら演技力があってもこの4人に幼稚園児は辛かったこと
・渡辺えり子さんがかなり大きかったこと(私も人のことは言えないけど;;)
・富田靖子さんの顔が妙に疲れていたこと(目の下にクマがあった)
くらいかな。
もちろん、それがイコール芝居のマイナスポイントではないけど。
劇場が小さくて舞台が近いというのも考えものです。
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女優陣も良さそうだったので(大竹さん以外は舞台未見)、
ファミマ先行でチケットGETしたんだけど、すぐに繋がったから最前列だった。
円形劇場は狭いので、後ろでもいいから正面が良かったなぁと贅沢を言ってみたり(^^;
席に着いてみると、舞台との距離は人一人通るのがやっとというぐらい。
いくら何でも近すぎるでしょ。
そのせいか、自分の席に着く時に舞台の上を歩く人までいて
開演前に少しお怒りモードになっている私。
歩きづらいのは分かるけど、マナーは守らなくちゃね。
私は通路側だったので、芝居中何度も女優さんが横を通ってラッキーだった。
その分、かなり緊張を強いられはしたけど(笑)
セットは床も天井も刺繍(ニードルポイントというらしい)があしらわれていて
床は完成形、天井は制作中なのか糸のついた針がささっている。
いかにもイギリスといった感じ。
いくら登場しないとはいえ父親(男性)の存在があまりにも希薄。
母と娘というのは独特な関係性があるのかもしれない。
「友達のような」とか「ライバル」と形容されるのも母娘だけのような気がするし。
子供たちがママを殺そうとするのもそんな葛藤の表れなのかな?
でも、そこには確かに愛情が存在していた。
最後のドリスのモノローグで、涙があふれてきたのはなぜなんだろう?
私はまだ結婚していないので(汗)、娘としての立場しか分からないのに
ドリスの言葉がすごく胸に染み入ってきたんだよね。
木内さんも役に入り込んでしまったのか、カーテンコールでも泣いていたわ。
(もしかしたら、他の理由かもしれないけど)
4人の女優さんも期待に違わず良かったし(大竹さんはホントにすごい!)
観終わった後に温かさが残る舞台だった。
だって、何となく母親に会いたくなっちゃったもの(^^;
難といえば
・いくら演技力があってもこの4人に幼稚園児は辛かったこと
・渡辺えり子さんがかなり大きかったこと(私も人のことは言えないけど;;)
・富田靖子さんの顔が妙に疲れていたこと(目の下にクマがあった)
くらいかな。
もちろん、それがイコール芝居のマイナスポイントではないけど。
劇場が小さくて舞台が近いというのも考えものです。
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