審判
2004/12/03 Fri 19:00
スフィアメックス/4列5番
原作/バリー・コリンズ
翻訳/青井陽治
演出/鈴木勝秀
音楽/横井理彦
照明/倉本泰史
舞台監督/谷澤拓己
制作協力/シーエイティプロデュース、スフィア、フォーサイス
製作/SEBA Vol.1
出演/永島克
<STORY> 一人の男が証言台に立っている。ロシア軍陸軍大尉アンドレイ・ヴァホフ。彼は今、軍事法廷で裁かれている。そこで第二次世界大戦中、聖ピョートル・ラビノヴィッチ修道院において起こった60日間のことを語る。
ドイツ軍に追われ捕虜となったロシア人将校7人。彼らは衣服を剥ぎ取られ、水も食料も与えられないまま地下室に置き去りにされた。監禁から11日目。彼らはある決断をする。それは生存のための作戦だった。60日目、攻め戻してきた若い中尉によって彼らは発見される。そして・・・
原作/バリー・コリンズ
翻訳/青井陽治
演出/鈴木勝秀
音楽/横井理彦
照明/倉本泰史
舞台監督/谷澤拓己
制作協力/シーエイティプロデュース、スフィア、フォーサイス
製作/SEBA Vol.1
出演/永島克
<STORY> 一人の男が証言台に立っている。ロシア軍陸軍大尉アンドレイ・ヴァホフ。彼は今、軍事法廷で裁かれている。そこで第二次世界大戦中、聖ピョートル・ラビノヴィッチ修道院において起こった60日間のことを語る。
ドイツ軍に追われ捕虜となったロシア人将校7人。彼らは衣服を剥ぎ取られ、水も食料も与えられないまま地下室に置き去りにされた。監禁から11日目。彼らはある決断をする。それは生存のための作戦だった。60日目、攻め戻してきた若い中尉によって彼らは発見される。そして・・・
「イケニエの人」が続くのもなんだしなぁ、という訳の分からない理由で観劇してきた(笑)
PARCO劇場の「ラヴ・レターズ」もいいかなと思ったんだけど
いくら上田晋也好きとはいえ、あれに4,500円出すのは…なんて思っちゃって(^^;
「審判」だったら、最近ハマっているスズカツさんの演出だし
(こうなると1月の「BENT」を観に行かなかったのが悔やまれる〜>_<)
来月観に行く「城」の予行演習(?)にもなるし…と思ったんだけど、
カフカ原作じゃなかったのね(^^;
同じタイトルだし、チラシにカフカの言葉が出てるから、てっきりそうだとばかり思ってた。
しかも、そのことに気付いたのが幕間の休憩時間だなんて、自分の勉強不足を実感(-_-;;
行くことを決めた時には、すでにぴあでの販売が終了していたので
当日券にしたんだけど、平日に天王洲に行くのはかなり辛かった(>_<)
定時に会社を出たのに天王洲アイルに着いたのは18:30過ぎてたから
ちょっと焦りつつ窓口に行ったんだけど、
「焦った私は何だったの?」と思うほど席が選びたい放題で。
売り切れってことはないと思ってたけど、まさかここまでとはねぇ。
(私は2列目の通路側を選んだけど、最前列のセンターも空いてた)
他人事ながら、大丈夫なのかな?と心配になったけど、開演時には8割方埋まってたみたい。
関係者や知人が大半を占めていた気配はあったけど(笑)
一人芝居ということ以外、何の予備知識も持たずに行ったので
かなりヘビーな内容に疲れてしまった。
極限状態に置かれたら仕方のないことなのかもしれないけど
生き残り、狂うことすら出来なかったヴァホフが一番辛いんだろうなぁ。
でも、恐ろしくて、自分だったらどうしただろう…と考えることは出来ない。
内容もさることながら、永島さんにも緊張を強いられた。
休憩を挟んで約2時間10分ぐらい、ほとんど喋りっぱなしなんだけど
セリフを間違えるんじゃないか、忘れるんじゃないかと気が気じゃなくて。
(案の定、2幕はかなりボロボロだったし)
私は去年の「欲望という名の電車」でしか彼を観たことがないから良くは分からないけど
この芝居に挑戦するのは少し早かったんじゃないの?という感じかな。
ラストで目に涙が溜まっているのを見ても、役に入り込んだというより
やっと終わりが近づいた安堵感にしか思えなかったし。
(天邪鬼な私の穿った見方なんだろうけど;;)
でも、本人もチラシに書いているように、
これを演った事によって確実に成長しただろうから、次に期待ってことで。
(他にも思ったことはあるけど、書くのは止めておく・笑)
最後にもう一つ。
あの音楽って必要だったんでしょうか?
私にはあまり効果があったようには思えないんだけど…
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PARCO劇場の「ラヴ・レターズ」もいいかなと思ったんだけど
いくら上田晋也好きとはいえ、あれに4,500円出すのは…なんて思っちゃって(^^;
「審判」だったら、最近ハマっているスズカツさんの演出だし
(こうなると1月の「BENT」を観に行かなかったのが悔やまれる〜>_<)
来月観に行く「城」の予行演習(?)にもなるし…と思ったんだけど、
カフカ原作じゃなかったのね(^^;
同じタイトルだし、チラシにカフカの言葉が出てるから、てっきりそうだとばかり思ってた。
しかも、そのことに気付いたのが幕間の休憩時間だなんて、自分の勉強不足を実感(-_-;;
行くことを決めた時には、すでにぴあでの販売が終了していたので
当日券にしたんだけど、平日に天王洲に行くのはかなり辛かった(>_<)
定時に会社を出たのに天王洲アイルに着いたのは18:30過ぎてたから
ちょっと焦りつつ窓口に行ったんだけど、
「焦った私は何だったの?」と思うほど席が選びたい放題で。
売り切れってことはないと思ってたけど、まさかここまでとはねぇ。
(私は2列目の通路側を選んだけど、最前列のセンターも空いてた)
他人事ながら、大丈夫なのかな?と心配になったけど、開演時には8割方埋まってたみたい。
関係者や知人が大半を占めていた気配はあったけど(笑)
一人芝居ということ以外、何の予備知識も持たずに行ったので
かなりヘビーな内容に疲れてしまった。
極限状態に置かれたら仕方のないことなのかもしれないけど
生き残り、狂うことすら出来なかったヴァホフが一番辛いんだろうなぁ。
でも、恐ろしくて、自分だったらどうしただろう…と考えることは出来ない。
内容もさることながら、永島さんにも緊張を強いられた。
休憩を挟んで約2時間10分ぐらい、ほとんど喋りっぱなしなんだけど
セリフを間違えるんじゃないか、忘れるんじゃないかと気が気じゃなくて。
(案の定、2幕はかなりボロボロだったし)
私は去年の「欲望という名の電車」でしか彼を観たことがないから良くは分からないけど
この芝居に挑戦するのは少し早かったんじゃないの?という感じかな。
ラストで目に涙が溜まっているのを見ても、役に入り込んだというより
やっと終わりが近づいた安堵感にしか思えなかったし。
(天邪鬼な私の穿った見方なんだろうけど;;)
でも、本人もチラシに書いているように、
これを演った事によって確実に成長しただろうから、次に期待ってことで。
(他にも思ったことはあるけど、書くのは止めておく・笑)
最後にもう一つ。
あの音楽って必要だったんでしょうか?
私にはあまり効果があったようには思えないんだけど…
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