IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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SHAKESPEARE’S R&J
PARCO劇場/A列15番

脚色・演出/JOE CALARCO  翻訳/松岡和子
美術/MICHAEL FAGIN  照明/CHRIS LEE
衣裳/AMELA BAKSIC  音響/BRIAN KEATING
演出助手/高瀬一樹  美術助手/二村周作
照明・音響コーディネイト/古瀬和義
衣裳助手/村川実知子  舞台監督/藤崎遊
広報/大場麻衣子  製作/伊東勇
アソシエイト・プロデューサー/川名康浩
プロデューサー/大竹正紘、尾形真由美
企画・製作/株式会社パルコ
出演/首藤康之、佐藤隆太、小林高鹿、浦井健治

<STORY> 厳格なカソリックの全寮制男子校で学校生活を送っている4人の学生たちが読むことを禁止されているシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』のリーディングを始める。様々な登場人物を4人だけで真剣に演じ分けるうちに、彼らは忘れかけていた自由と愛に目覚めていく・・・
私はなぜこの作品を観たいと思ったのだろう(・・?
1幕ではそんな疑問が頭の中をぐるぐると回るくらい、
睡魔と闘っていたような気がする(^^;
2幕は睡魔に襲われることもなく面白く観られたんだけど。

舞台上には4m四方ぐらいの板の間(?)があり、セットは椅子2脚と小さなチェストだけ。
小道具も、本やノート、懐中電灯、キャンドルなどが使われたりもするけど
メインはチラシにもある赤い長い布で、
これが、剣に毒薬にベッドにと何にでもなってしまう。
衣装は白いシャツにグレーのズボン、レジメンタルタイにグレーのベスト、
右手の薬指にカレッジリングと全てがとてもシンプルな舞台だった。
冒頭部に学校の厳格さを表すシーンがあり、そのままリーディングへ突入していくので
余計眠気に襲われちゃったんじゃないかなぁ。(と、言い訳しておく・笑)
最初は本を奪い合うように読んでいるだけだったのが、4人で演じるようになり…
首藤さんがロミオで、隆太くんがジュリエットというのは最初のうちは違和感があったけど
観ているうちに段々と慣れていって、キスシーンもそれ程気にならなくなった。
(まさか10回近くもするとは思わなかったけど;;)
ただ、時々入る地の部分と思われる芝居が分かりづらくて。
最初と最後以外はロミジュリのセリフしか発せられないので
「これは地の部分?」と思っても、イマイチ状況が把握できなかったのよね。
ちょっと消化不良な感じ。

役者さんに関しては…
・首藤さん
バレエダンサーだから仕方ないのかもしれないけど
舌足らずなのでセリフを聞いていても気になってしまった。
顔が恐竜チックであまり好みでないせいもあるのかもしれないけど
10代の高校生役はちと辛いのではないか、と。
・隆太くん
一番、馴染んでたといえば馴染んでたかな。(そんな彼も24歳か..)
ジュリエットとして母親に飛びつくシーンのダイナミックさが良かったわ。
唯一、声を出して笑ったシーンかも。
カーテンコールでの笑顔が◎
・小林さん
「真昼のビッチ」で初めて見て、かっこいーと思ったはずなのに
1幕が終わるまで、そのことを思い出しもしなかった(^^;
休憩時間にチラシで名前を確認して、やっと観劇目的の一つだったことに気付いた。
役に合わせて髪型を変えたせいなのかしら?
演じ方、セリフの言い回しは一番好き。
・浦井健治さん
このチラシで見るまで、名前も顔も全然知らなかった(^^;
今流行りのHEROものから出てきた役者さんだったのね。
実物はチラシよりもまったりした感じの顔で、これも髪型のせい?
彼目当ての人も多かったようだけど、個人的には…

客席後方の数列はがら空きだったみたい。
(私は早々と席に着いてしまったので、あまり良く見えなかった)
芝居の内容を考えても、もう少し小さい劇場で上演する方が合ってるんじゃないかな。
私はその緊張感に耐える自信はないけど。

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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (10) | trackbacks (0)