IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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ウォーキング・スタッフ プロデュース「Dog-Eat-Dog」
新宿THEATER/TOPS/D列5番

作・演出/和田憲明  照明/佐藤公穂  音響/早川毅
舞台美術/塚本祐介  舞台監督/八重樫慎一  演出助手/小川いさら
衣装/戸門由佳、始澤尚子  制作助手/下條昌恵、安田みさと
制作/石井久美子  制作協力/石井光三オフィス
企画製作/ウォーキング・スタッフ
出演/中村俊太、飯田基祐、伊達暁、津田健次郎、鈴木省吾、野村真美、ユータ

<STORY> 塗装会社の社長が刺殺され、知的障害を持つ従業員の津田が逮捕された。事情聴取で社長の妻の名美は自分をレイプし、目前で夫を殺した津田への憎悪をあらわにする。ほどなく津田は自供し、刑事の飯田と伊達は事件が解決したと思い込むが、捜査班長の鈴木は認めない。
伊達ちんが出るし、行ったことのないTHEATER/TOPSだし、チケット代も安いし
とりあえず観に行っておこうと、またまたキャンセル分のチケットGet!
(初めての劇場なので少し不安だったけど、とても観やすい席だった)
ま、チケットを取った理由がこんなだから、今回も事前の知識ゼロ。
昨日、一昨日とB'zのライブに行って疲れ果てていたので
もし寝ちゃったらどうしようなどと心配していたんだけど
そんな心配が吹き飛ぶほど面白かったー。
取調べ室のシーンから始まった時は、これで2時間?と思ったけど
2時間ドラマ好きの私はその後の話の展開に見事ハマってしまって。
それもそのはず、折込チラシに書かれた演出の和田さんの文章には
今回の作品は、刑事ドラマの部分は横山秀夫さんの小説の中から、三つの作品を、会話などをそのまま引っ張ってきてコラージュのように再構成して創っています。
とあるじゃないの。
自慢じゃないけど、私は横山さんの作品が好きで、文庫化されたものは全部読んでるし
(ハードカバーは重いので、読むのは文庫Onlyなの;;)
TBSの月曜ミステリー劇場でドラマ化されたものは全部見てるくらいなのよ。
(と書いてるそばから、昨日の放送を見逃していたことが判明・泣)
だから、この文章を読んですぐに、鈴木刑事のモデルが誰か分かったわ。
(テレビでは段田安則さんが演じている二班の班長・楠見ね)
な〜んてエラそうなことを書いておきながら
上演中は全然気付かなかったんだけどね(^^; <終演後にチラシを見た

舞台は取調室とマジックミラーで仕切られた隣の部屋。
そこで、取調べや事情聴取、刑事同士のやり取りなどが繰り広げられるんだけど
(回り舞台で、メインの部屋が前面に来るようになっている)
二転三転あって、最後は…
人によって解釈の仕方は違うだろうけど、津田のあの表情を見たら
鈴木刑事が疑っていたように詐病だったんだと思う。
タイトルの「Dog-Eat-Dog」を日本語に訳すと「食うか食われるか」。
確かに、登場人物の関係性はそんな感じで、言い得て妙なタイトルかも。
終わり方はあまりスッキリしなかったけど、舞台ならではのサスペンス感を味わえたし
初見の役者さん達もなかなかに魅力的だったので、個人的には大満足。
スーツ姿&あご髭の伊達ちんも非常にカッコ良かったしね♪

今日は劇場の入り口でCONVOYの徳ちゃん(徳永邦治)を見かけたんだけど
すごく意外でビックリ。(多分、鈴木さんが知り合いなんじゃないかと…)
で、席に着いたら、後ろの席の人が「後ろが気になっちゃう」とか話しているので
CONVOYも有名なんだなーと感心していたら、実は中村雅俊さんが来ていたの。
(ご夫婦、もしくは一家での観劇だったかも)
そっか、出演者の中村俊太さんはご長男なんだものね。
どうりで、何となく客層が違うなと感じた訳だ。(雅俊ファンが結構来てたっぽい)
カーテンコールの拍手もすぐ止んじゃって、ちょっと悲しかったのよね。
ちなみに開演前のトイレには、奥菜恵さんらしき人も。
「胎内」で伊達ちんと共演するからかな?
で、話題は徳ちゃんに戻る(笑)
ステージ上ではすべりまくって、メンバーの失笑を買っている徳ちゃんだけど
黙って立っている姿は非常にカッコよくて。
思わず、ギター侍風に「あなた、ステージ上より普段の方が光ってますから。残念〜」と
心で呟いてしまった私でした(爆) <毒舌御免

<関連blog>
しのぶの演劇レビュー: ウォーキング・スタッフプロデュース『Dog-Eat-Dog』

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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (2) | trackbacks (1)
コメント
Naolinさん、トラバ&ご紹介をありがとうございます♪いやはや、私って本当に無知なのねぇってあきれました・・・(汗)。だって中村雅俊さんの息子さんだったなんて!!なるほど、奥様似の大きなお目々でしたね。
ウォーキング・スタッフはいつもあの緊張感が漂う骨太のドラマを上演されていて、私は大ファンなのです。キャストも魅力的だし。そうそう、伊達さん良かったですよね〜っ。
しのぶ ::: 2005/09/07 09:31
いやいや、私も雅俊さんが客席にいなかったら気付きませんでしたよ(^^;
今回の芝居を観る限り、お父さんとは全く違ったタイプの役者さんみたいですね。

ウォーキング・スタッフは聞くのも観るのも初めてでしたが、ホントに面白かったです。
あの大きさの劇場だからこその緊張感も味わえましたし。
次の公演も楽しみです〜。
Naolin ::: 2005/09/08 23:01
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