IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

∴SELECTED ENTRIES
∴CATEGORIES
∴RECENT COMMENT
∴RECENT TRACKBACK
∴LINKS
∴PROFILE
ご用の方はこちらの メールフォーム からどうぞ。
∴OTHER
蜘蛛女のキス
アートスフィア/1階E列5番

作/マヌエル・プイグ  翻訳/常田景子
演出/松本祐子  美術/二村周作  照明/小笠原純
音響/井上正弘  衣装/北村道子  ヘアメイク/Shinya for Tomi&Emi
舞台監督/小林清隆  演出助手/森さゆ里
プロデューサー/松本詠子、村田裕子
企画・制作/博報堂メディアパートナーズ、梅田芸術劇場
出演/今村ねずみ、山口馬木也

<STORY> 南米のとある刑務所で監房に入れられている2人。ひとりはブルジョア育ちであるがゆえに、階級的な苦悩にさいなまれる反体制運動の若き革命家バレンティン。もうひとりは、母親思いの心優しいホモセクシャルな男モリーナ。監獄という脱出不可能な空間、孤独な2人、思想も生き方も違う2人はことあるごとに衝突する。モリーナがバレンティンに繰り返し語る、ある映画のストーリーをきっかけに、次第に心が打ち解け、互いを必要とし、愛と存在を確認できるようになっていくのだが…
ねずみさんが出るというので観に行くことに。
この作品が映画化、舞台化されていてとても評判が良いということは知っていたし
話の内容も何となくは知っていたので
こんなこと言っては何だけど、ねずみさんに出来るの?というのが
この舞台の話を聞いた時の正直な感想だった。
なので、ちょっと不安を抱えつつの観劇だったけど、思っていたよりは良かった。
でも、あくまでも「思っていたより」であって、手放しで良かったとは言えないのよね。
だって、モリーナやバレンティンの苦悩や愛が全然伝わって来なかったんだもの。
2人とも外側だけで内面まで表現出来ていなかったんじゃないかしら?
かといって、外見が良かったかと言えばそんなことはなく…
まず、2人の髪型がダメ。
ねずみさんはキツめのパーマで毛先が赤(ピンク?)に染めてあり、山口さんは金髪。
2人の姿を見た瞬間に違和感を覚えてしまったし、衣装もあまり良いとは思えず
芝居の世界に入りこみづらい要素になっていた。
しかも、ねずみさんは同じCONVOYのタテ様を思わせるような動き、話し方で
オリジナリティが感じられなかったし。
話自体はとても良いと思うので、もっとこなれた状態、
もしくは全く違うキャストで観てみたいと思った。

衝撃(?)のシーンは逆サイドで繰り広げられていたので詳細は分からず。
でも、遠目に観た山口さんの顔は劇中で一番カッコよかったかも(笑)
その他、パンツやらお尻やら色んなものを堪能してきました(爆)

私の隣は男性2人連れ。(しかも、かなりの年齢差)
年配の方の方は、5列目だというのに時々双眼鏡を使って山口さんだけを観ていた。
恐るべし、馬木也ファン!(笑)

<< 戻る
観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)