IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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「胎内」&スペシャルトークショー
青山円形劇場/Gブロック31番

作/三好十郎  演出/鈴木勝秀
美術/二村周作  照明/倉本泰史  音響/井上正弘
衣装/尾崎由佳子  演出助手/長町多寿子  舞台監督/安田美知子
制作進行/相場未江、辻未央  制作/大島尚子、伊藤達哉
企画制作/こどもの城劇場事業本部、阿佐ヶ谷スパイダース制作部
主催/こどもの城、ゴーチ・ブラザース
出演/奥菜恵、長塚圭史、伊達暁

<STORY> 敗戦から数年後の、ある山中。一組の男女(汚職事件にからんで逃亡生活を続ける花岡金吾とその愛人・村子)が連れ立って現れる。二人は追っ手の目を逃れるため、偶然見つけた山中の洞窟に身を潜めるが、そこには一人の復員兵・佐山富夫がいた。戦後の復興を謳歌するかごとく、饒舌に、あふれる生命力を誇示せんがごとく話し続ける同行する男女二人。その一方で、戦争によって一変した己の生活に生きる意味も見出せず無気力な元復員兵。そんな中、地震で洞窟の出口が塞がれてしまう。三人は出口はおろか、空気の出入口すら見失う。食料も水もない状況下で死に直面する三人。蝋燭の明かりのなかでわずかな希望をもち三人は地面を掘り続けるのだが…
当初は初日と千秋楽を観るつもりで、ASP先行でチケットを取ろうとしたんだけど
ほとんど同じ席だったので(e+のシステムを使っていたので予約時に確認できた)
とりあえず楽だけ押さえて、初日は一般発売で取ることにしたの。
でも、一般発売日にチャレンジ出来ず、気付いたらチケットは売り切れ。
別に楽だけでいいかなと思った矢先、スペシャルトークショーが当たってしまったので
トークショーの前に一度観ておかねば!と急遽、本日のチケットを手に入れた。<説明ながっ(^^;

劇場内に入ると、まずセットに圧倒される。
一番奥(通常Dブロックがある辺り)に洞窟の入り口、
ステージには本物の(?)土や水たまりがあって、
照明の暗さと相まって、本当の洞窟に迷い込んでしまったよう。
(今まで見た円形劇場のセットの中で一番良いかも)
その閉塞感が緊張感をもかもし出し、無意識の内に息を詰めていたようで
芝居の暗転になる度に深いため息が出てしまった。
唯一残念だったのは、ステージが1列目と同じくらい低かったので
前の人の頭で見えなくなる部分が多く、登場人物が隠れてしまうことが多かったこと。
円形劇場で一番前の席じゃなかったのを悔やんだのは初めてじゃないかな?

出演者に関しては、あまり評判が良くないようだけど
私はそれほどとは思わなかった。<多少の贔屓目が入ってるかも(^^;
確かに、セリフが聞き取りづらい事もあったけど
変にセリフに気がいかない分、喋っていない2人に注目出来たし。
でも、きちんと理解出来たとは言えず、次はもう少し理解するよう努めてみよう。


終演後、しばしの休憩を挟んで17:30からスペシャルトークショーの開始。
早めに引き換えた割にはBブロックだったので、何故だろう?と思ったら
客が入るのはA〜Cブロックのみで、Fブロックに出演者たちが座るようになっていた。
ほぼ定刻に出演者が入場してくると、予定になかった奥菜さんの姿まであり
ちょっと得した感じ(笑)
演劇ライターの方を進行役にトークが始まるも
進行もイマイチ、役者さんたちの調子もイマイチ(かなり疲れている模様)、
後半の質疑応答もイマイチと中身はグダグダで
スズカツさん以外の3人は何が言いたいのかよく分からなかった(^^;
でも、素なのか演技なのか分からない伊達ちんのマイペースぶりや
それに対して突っ込んだり、フォローしたりする長塚くんはとても面白かった。
やはり阿佐スパ面々の声や話すトーンは味があって好きだな。


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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)