IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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パルコ・プロデュース公演「メアリー・ステュアート」
PARCO劇場/B列18番

作/ダーチャ・マライーニ  訳/望月紀子
演出/宮本亜門  美術/レイチェル・ホーク  衣裳/岩谷俊和(DRESS CAMP)
音楽/産毛  照明/中川隆一  音響/高橋巌  ヘアメイク/小島裕司
演出助手/西祐子  舞台監督/徳永泰子  製作/伊東勇
企画製作/株式会社パルコ
出演/原田美枝子、南果歩

<STORY> つねに男性によって人生を変えられたスコットランド女王、メアリー・ステュアート。政治に男女問題が介入するのを嫌い、生涯、独身を通したイングランド女王、エリザベス1世。ふたりは同じ時代に生きながら、正反対の人生を歩んでいた。お互いを強烈に意識しながらも、実際には1度も顔を合わせることがなかったふたりが、夢の中で何度も出会う。そしてまだ見ぬ相手との会話でだけ、男、親、人生、権力、プライドと弱音、相手への嫌悪と親近感など、誰にも打ち明けたことのない本心を語りだす。
興味はあってもチケット購入までには至らなかったんだけど
定価以下で見つけたので、いそいそと行くことにした。
手に入れてから気付いたけど、今日は東京の楽日。いいのかなぁ?

予想通り、客層はちょっと高め。
だからという訳ではない(と思いたい)けど、客席の自由度はかなり高かった。
全体的に静かな芝居なので、咳は響きわたるし(配慮してる気配なし)、
話し声どころか飴をなめる音まで聞こえてきた時には…(-_-;;
ただでさえ入り込みづらいのに、余計集中出来なかったよ。
な〜んて、途中で寝そうになった私が言ってもただの言い訳か(^^;

基本的に2人がメアリーとその乳母、エリザベスとその侍女を演じ合うんだけど
その切り替わりが早くて分かりづらい上に(時々、違う人物が混ざる)
楽日だから(?)2人の声がかなり嗄れていて、楽日なのに(?)セリフを噛むことが多くて
あまり気持ちが伝わってこなかったなぁ。
史実を学んで終わっちゃっただけ、みたいなね。
これは私の興味の持ち方の問題なのかもしれないけど。

他に気になったこと。
衣装…斬新過ぎて、逆に話を分かりづらくしてた気がする。
  (少なくとも私には違和感がありすぎた。特にメアリー)
照明…多過ぎ。上下左右、至る所に照明があった。その効果は??
セット…壁に紙(アルミ?)が貼ってあり、その上にペイントしてあるんだけど
  奥の壁には至る所に空気が入り込んだ膨らみがあった。
  わざとにしては意味が分からないし、違うんだったら怠慢すぎ。

客席に白石加代子さんの姿を発見。
1990年の初演は麻美れいさんと白石さんだったらしいので、それでかな。
(この2人だと、どちらもエリザベスのイメージが…汗)
一体、どのような気持ちでこの舞台を観ていたんでしょう(毒)


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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)