IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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ペンギンプルペイルパイルズ#10「不満足な旅」
ザ・スズナリ/C列1番

作・演出/倉持裕
舞台監督/橋本加奈子  照明/清水利恭  音響/高塩顕
舞台美術/中根聡子  衣装/松本夏記  大道具/C-COM
小道具/高津装飾美術  WEB制作/岡屋出海  宣伝美術/坂村健次
舞台写真/引地信彦  制作/土井さや佳
出演/小林高鹿、ぼくもとさきこ、玉置孝匡、吉川純広、宮崎吐夢

<STORY> 着々と死傷者を出しながらはしゃぎ狂うカーニバル真っ最中の国。入国するなり恋人とケンカ別れした男は、この旅行で初めて知り合った彼女の弟と、世界一周敢行中のアカの他人と共に、蒸し暑い安宿に取り残される。窓を開ければ耳をつんざく楽団の演奏。あわやパレードの象に踏まれかけたところを救われた会社員は「調子に乗りました」と舌を出す。しかし何だ……隣から聞こえる呪文は何だ? 「同窓会よ」と隣室から来た女は言った。彼女たちの狙いはカーニバル終盤に現れるという“生き女神”の暗殺だった。
倉持さんの関わった作品は2つほど観たけど(「パリアッチ」「センター街」)
ペンギンプルペイルパイルズの芝居を観るのは初めて。
何かで「劇団名と同じく分かりづらい」というようなことを読んでいたので
ちょっと不安を抱きつつの観劇だったけれど、思っていたほどではなかった。
決して、分かったとは言えないけど(^^;
残念だったのは、開演直前に初演になかゆうが出ていたと知ってしまったこと。
そのせいで、吐夢さん演じる山添を頭の中でなかゆうに置き換えてしまい
純粋に楽しめなかった気がする。
窓や扉の開閉に伴う音の強弱とか、シルエットだけの人物というのは
私が観た作品に共通のものだったけど、倉持さんが好きな演出なのかな?

セットがとてもリアルで、いかにも外国の安宿といった薄汚れた雰囲気が良く出ていた。
私はそういうのが苦手なので、見た瞬間に「うっ」という感じになって
その後も芝居中に役者さんが壁や床に触れたり、椅子に座ったりする度に
眉間に皺が寄っていたらしく、家に帰ったらくっきりと跡がついていた(笑)

千秋楽ということで、最後に吐夢さんが役者紹介。
それぞれの役者さんを外国の俳優にたとえてたんだけど、
ぼくもとさんのジーン・セバーグしか覚えてない(^^;
そして、ステージに現れた倉持さんを見てビックリ。
実は開演前にロビー(と言えるのか?)で、ふと目が合ってしまい
そのまま数秒間見詰め合っていた人だった。
私ってば、知らなかったとはいえ何と大胆なことを(笑)


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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)