IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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プロペラ犬旗揚げ公演「マイルドにしぬ」
赤坂RED/THEATER/J列10番

作/楠野一郎  演出/入江雅人 美術・映像制作/小指値  照明/松村光子  照明オペレーター/岡森万希  音響/眞澤則子(パーツスタジオ)  音響オペレーター/矢島理江  衣装/石井大介(ブランニューファブリック)  演出助手/村西恵  特殊効果/中田彰輝(M.E.U.)、飯田文江(M.E.U.)  ヘアメイク/武井優子  舞台監督/堀吉行(DDR)  舞台監督助手/須田桃李(DDR)  衣装部/渡辺まり  大道具製作/C-COM  小道具/高津映画装飾  運搬/マイド  宣伝美術/高橋実、横田直人  宣伝写真/松澤亜希子  宣伝ヘア&メイク/吉森香織  メイキング演出/岡宗秀吾  製作/藤野和美(オフィス・REN)、水野彰弘(オフィス・モレ)  企画・製作/プロペラ犬(水野美紀×楠野一郎)
出演/水野美紀、河原雅彦

<STORY>
「あれ」な秘密を抱えている落ち目の女優、
「あれ」が生きる世界を妄想する作家、
「あれ」過ぎる女に翻弄され続ける男、
「あれ」を必死に押さえ込む女、
井戸の底に隠れている「あれ」、
そしてクラムチャウダー。
マイルドにしぬことは、ワイルドにいぬこと。
一組の男と女がさまざまなシチュエーションで繰り広げる
笑いと、笑いと、あれな世界の物語・・・
水野美紀さんと楠野一郎さんのユニット「プロペラ犬」。
今まで「ひみつ集会」と銘打ってのトークイベント(?)は何回かしていたようだけど、公演としてはこれが初。
当初はスケジュールが合わずに見送る予定だったんだけど、とある理由で今日なら行けることになったので、急遽チケットを入手して行ってきた。
スーツを着たサラリーマン風の男性が多かったのは、やはり水野ファン?
でも、芝居を見慣れてない感じの女性も結構いて(観劇マナーがイマイチってことだけど)
なかなか不思議な客層だった。
ついでに言うと、客席にはいのうえひでのりさんと八嶋智人さんの姿も。

6本のオムニバスで構成された話。(多分、↓こんな感じ)
・「はさみ女」−壁に挟まれた女と通りかかった男
・「Writing Boy, Working Girl」−作家(脚本家)のタクミと幼稚園の先生(?)のカナメ
・「くさりもの」−女優・メロとマネージャー・小池
 (ONAIR)渡部篤郎(多分、入江さんが物真似してるんじゃないかと思う)とメロのラジオドラマ「はさみ女」
・「湖の女神」−会社員と変な(?)パフォーマンス女
 (ONAIR)ゾンビであることをカミングアウトしたメロのラジオ番組「真夜中のアクトレス」
・「ぽこ」−タクミの夢の中。カナメにそっくりな宇宙人(?)とのやり取り
 (野村からの留守電)
 (人形アニメ)
・タイトル不明−ゾンビに追いかけられるタクミとカナメ
固有名詞(ウルルン滞在記、佐々木蔵之介、蜷川ちゃんなど)がバンバン出てくるのも
ボケまくる水野さんと突っ込む河原さんのやり取りも面白くて、笑わせていただきました。
それぞれの話が微妙に繋がってるので、一つだけ浮いてる「湖の女神」はタクミとカナメの出会いなのかな?
登場人物の名前が出てこないので確証はないんだけど、流れ的には合ってるしな。

事前に「あの水野美紀がここまでやるか?」みたいなことを聞いていたので、一体何をするんだろう?と思ってたけど、私には特に驚くことも意外なこともなく自然に受け入れられた。
本人にもファンにも失礼だとは思うけど、それを承知で言わせてもらうと
私は水野美紀さんは恐ろしく色気のない女優だと思っている。
嫌いじゃないというかむしろ好きな女優さんではあるけれど
今まで観たドラマや舞台で彼女に「女」を感じたことはなく、それがいつも残念だった。
だから、このユニットでは彼女らしさが出て良かったんじゃないかなと思うわけで
今後も観続けて行きたいなと思った。
(なんか、偉そうなこと書いてすみません)
観劇 > 2007年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)