阿佐ヶ谷スパイダースPRESENTS「悪魔の唄」
2005/02/19 Sat 14:00
本多劇場/G列17番
作・演出/長塚圭史 美術/加藤ちか 照明/佐藤啓
音響/加藤温、山本能久、内藤勝博 衣装/木村猛志
ヘアメイク/綿貫尚美 特殊メイク/直井雄一
映像/上田大樹、新見文 演出助手/山田美紀
舞台監督/福澤諭志+至福団
制作助手/山岡まゆみ、大野志穂子
制作/伊藤達哉、岡麻生子
製作/阿佐ヶ谷スパイダース
出演/吉田鋼太郎、山内圭哉、小島聖、伊勢志摩、池田鉄洋、中山祐一朗、伊達暁、長塚圭史
<STORY> リゾート地の裏に密かに佇む小さな美しい村に移り住んできた夫婦。都会の喧騒から逃れるように、病を患っている妻と共にひっそりと暮らしはじめた男。ある日、庭仕事をはじめた妻の元に、亡霊たちが現れる。夜な夜な亡霊たちと会話を交わす妻を心配に思う男。やがて男にも亡霊たちが見えはじめる。男は亡霊たちを妻から引き離すために、契約を交わすのだが…
作・演出/長塚圭史 美術/加藤ちか 照明/佐藤啓
音響/加藤温、山本能久、内藤勝博 衣装/木村猛志
ヘアメイク/綿貫尚美 特殊メイク/直井雄一
映像/上田大樹、新見文 演出助手/山田美紀
舞台監督/福澤諭志+至福団
制作助手/山岡まゆみ、大野志穂子
制作/伊藤達哉、岡麻生子
製作/阿佐ヶ谷スパイダース
出演/吉田鋼太郎、山内圭哉、小島聖、伊勢志摩、池田鉄洋、中山祐一朗、伊達暁、長塚圭史
<STORY> リゾート地の裏に密かに佇む小さな美しい村に移り住んできた夫婦。都会の喧騒から逃れるように、病を患っている妻と共にひっそりと暮らしはじめた男。ある日、庭仕事をはじめた妻の元に、亡霊たちが現れる。夜な夜な亡霊たちと会話を交わす妻を心配に思う男。やがて男にも亡霊たちが見えはじめる。男は亡霊たちを妻から引き離すために、契約を交わすのだが…
存在は知っていたけど、あまり興味もなく通り過ぎていた長塚さん。
昨年、作・演出作品を2本観て興味が出てきたことと、
同じく出演していた中山さんが結構気になっていたので
阿佐ヶ谷スパイダースとしてのこの公演は絶対観ようと思っていたの。
ところが、一般発売日と観劇ラッシュが重なっていたからすーっかり忘れちゃってて
気付いた時にはチケットも完売状態(-_-;;
そうなると、どうしても行きたくなってしまうのが人情というもの。
何とかチケットを入手して、無事に今日を迎えられた(笑)
でも、そんなに「行きたいっ!」と思った割には、何の事前リサーチもなく
家に帰って初めて『未曾有のホラー昭和版』だと言うことを知ったくらい(^^;
タイトルとチラシ、昨年観た2本から「少し怖い内容かな」とは思っていたけど
そんな煽り文句があったとは知らなんだ。
ふーん、あれがホラーなんだ(爆)
多少エグそうなシーンはあったけれど、怖いものが苦手な私でも全然平気だったのに。
(そんなに近くで見なかったせいかな?)
唯一怖かったのは、長塚さんの赤目。
たとえ昼間でも会いたくないし、見たくないよ〜(>_<)
池田さんはそうでもなかったのに、この怖さの違いは何なんだろう?
話は事前に公表されていた↑とは少し変わっていた。
(覚書をかねているので、わざとそのまま掲載)
訳ありげな夫婦(実は幽霊)が登場し
その妻がかつて愛した男を探すために、移り住んできた女に手伝わせて
米軍の爆撃で亡くなった3人の兵隊をゾンビとして蘇らせる。
夫の浮気が元で精神に異常をきたした妻と、その妻を何とか治そうとする夫。
別の人間と結婚したものの亡くなった恋人が忘れられずに死を選ぶ妻と
妻を愛するが故に後を追って死に、幽霊になっても束縛しようとする夫。
日本が戦争に負けたことを知り、ショックを受ける兵隊。
それぞれの思いがとても悲しい。
特に、幽霊の女が死にゆこう(もう死んでるけど;;)とするかつての恋人に
「最後に知らない歌を1曲教えて欲しい」というところなんか切なすぎ。
ただ、一番日本が負けたことを受け入れていたかに見えた立花伍長の心の変化が
少し見えづらかったような気がする。
その理由はしのぶの演劇レビューで
しのぶさんが最後に引用しているシーンに集約されているんだろうけど。
でも、最後の爆撃機の音には鳥肌が立ってしまった。
今回、役者さんの中で一番印象に残ったのは伊勢志摩さん。
大人計画の公演でしか観たことがなかったけど
大人らしさを出しつつも、大人の公演では見られない一面を見た気がした。
小島聖さんは演技も声も富田靖子さんに重なって仕方なかった(^^;
そして、中山祐一朗さん。
何だか分からないけどハマりそう(笑)
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昨年、作・演出作品を2本観て興味が出てきたことと、
同じく出演していた中山さんが結構気になっていたので
阿佐ヶ谷スパイダースとしてのこの公演は絶対観ようと思っていたの。
ところが、一般発売日と観劇ラッシュが重なっていたからすーっかり忘れちゃってて
気付いた時にはチケットも完売状態(-_-;;
そうなると、どうしても行きたくなってしまうのが人情というもの。
何とかチケットを入手して、無事に今日を迎えられた(笑)
でも、そんなに「行きたいっ!」と思った割には、何の事前リサーチもなく
家に帰って初めて『未曾有のホラー昭和版』だと言うことを知ったくらい(^^;
タイトルとチラシ、昨年観た2本から「少し怖い内容かな」とは思っていたけど
そんな煽り文句があったとは知らなんだ。
ふーん、あれがホラーなんだ(爆)
多少エグそうなシーンはあったけれど、怖いものが苦手な私でも全然平気だったのに。
(そんなに近くで見なかったせいかな?)
唯一怖かったのは、長塚さんの赤目。
たとえ昼間でも会いたくないし、見たくないよ〜(>_<)
池田さんはそうでもなかったのに、この怖さの違いは何なんだろう?
話は事前に公表されていた↑とは少し変わっていた。
(覚書をかねているので、わざとそのまま掲載)
訳ありげな夫婦(実は幽霊)が登場し
その妻がかつて愛した男を探すために、移り住んできた女に手伝わせて
米軍の爆撃で亡くなった3人の兵隊をゾンビとして蘇らせる。
夫の浮気が元で精神に異常をきたした妻と、その妻を何とか治そうとする夫。
別の人間と結婚したものの亡くなった恋人が忘れられずに死を選ぶ妻と
妻を愛するが故に後を追って死に、幽霊になっても束縛しようとする夫。
日本が戦争に負けたことを知り、ショックを受ける兵隊。
それぞれの思いがとても悲しい。
特に、幽霊の女が死にゆこう(もう死んでるけど;;)とするかつての恋人に
「最後に知らない歌を1曲教えて欲しい」というところなんか切なすぎ。
ただ、一番日本が負けたことを受け入れていたかに見えた立花伍長の心の変化が
少し見えづらかったような気がする。
その理由はしのぶの演劇レビューで
しのぶさんが最後に引用しているシーンに集約されているんだろうけど。
でも、最後の爆撃機の音には鳥肌が立ってしまった。
今回、役者さんの中で一番印象に残ったのは伊勢志摩さん。
大人計画の公演でしか観たことがなかったけど
大人らしさを出しつつも、大人の公演では見られない一面を見た気がした。
小島聖さんは演技も声も富田靖子さんに重なって仕方なかった(^^;
そして、中山祐一朗さん。
何だか分からないけどハマりそう(笑)
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