IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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猫と庄造と二人のおんな
青山円形劇場/Gブロック4番

原作/谷崎潤一郎  脚本/内田春菊  演出/木野花
照明/宮野和夫  照明操作/林美保
音響/内藤勝博  衣装/maruca  大道具/C-COM
舞台監督/武藤晃司、福澤諭志+至福団
演出助手/増本美穂、高橋和美、広瀬香
宣伝美術/永瀬祐一  宣伝写真/西村淳
宣伝ヘアメイク/中俣明美、竹内裕介
制作/花本理恵、児玉ひろみ
プロデュース/岩間多佳子
企画・製作/アール・ユー・ピー
出演/高田聖子、利重剛、中谷さとみ、土屋久美子

<STORY> 前妻の品子を追い出し後妻に収まったものの、夫・庄造の猫狂いには嫉妬がメラメラ燃えさかってたまらない。庄造の白いシャツの胸がリリーの立てた爪で血に染まるのを、何も言えずにじとーっと見ているだけの福子。一方、リリーを手元におけば庄造も自分の元に戻ってくると妄想にとりつかれた前妻の品子はまんまとリリーを手に入れてみたが…
今日のお目当ては利重剛さん。
かなり昔のことになるけど、テレビの「桃尻娘」や「その細き道」に出てるのを見て
結構いいなぁと思っていたのよね。
と言っても、その2作以外に見た記憶はないんだけど(^^;
最初の結婚の時はお相手も好きだったから、妙に嬉しくて
雑誌のグラビアに出ていた2人の姿まで覚えていたりする(笑)

そんな利重さんの印象は「老けたなぁ」だった。
そりゃ仕方ないわよね、私の記憶にあるのは20年近く前の姿なんだから。
でも、演じてる役どころは何だか情けなくて、昔と変わってなかったわ。
女性3人もキャラクター的には好感が持てる役ばかり。
特にリリー(猫)役の土屋さんは姿勢も良く、歩く時に踵をつけないし、
色々な仕草が本当の猫っぽくて、その細かな役作りに感動した。
ただ、登場人物のキャラクターは良かったんだけど、話としてはどうなんだろう?
原作は読んでいないので、忠実に作られているかどうかは分からないんだけど
消化不良というか、よく分からないというか。
脚本が内田春菊さんで、らしい言葉遣いが所々に入っていたのも
受け入れられない要因だったのかな。(個人的に苦手で;;)
でも、一度は品子の元を逃げ出したリリーが窓から戻って来るシーンでは
かなりウルウルきてしまった。
だから動物物は嫌なのよ〜。<ちと違うか(^^;

開演前に木野花さんと内田春菊さんを見かけて
演出家と脚本家が揃って観劇かぁと思ったら、今日は初日だったのね。
自分では初日を取った覚えがなかったからビックリ。
イチオシの役者さんが出てる時は、何度も観に行くので
初日ゆえのバタバタ加減を味わうために行くことも多いんだけど
それ以外は基本的に1度だけの観劇だから
初日を避けてある程度まとまった形になった頃に観に行くようにしてるのに。
発売日を忘れてたせいで、座席だけを基準にチケットを取ったから
あまり深く考えてなかったんだろうな(^^;

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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)
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