IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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KITCHEN
シアターコクーン/J列24番

作/アーノルド・ウェスカー  改訳/小田島雄志
演出/蜷川幸雄  美術/中越司  照明/原田保
衣装/中西亜希子、紅林美帆、伊藤まり
音響/井上正弘  調理指導/佐藤月彦
ヘアメイク/スタジオAD 振付/広崎うらん
演出助手/井上尊晶、石丸さち子
技術監督/白石良高  舞台監督/芳谷研
出演/成宮寛貴、勝地涼、高橋洋、須賀貴匡、長谷川博己、杉田かおる、品川徹、大石継太、鴻上尚史、津嘉山正種ほか

<STORY> ロンドンのとてつもなく繁盛しているレストラン・チヴォリの厨房。営業時間は凄まじい速さで各国から来たコック達が料理を作り続け、ボーイやウェートレス達がそれを運ぶために厨房と店内を行き来する。そこでは、人々が入ってきたと思えば去り、互いに理解し合う程長くは留まらず、友情、恋があっと言う間に生まれ、あっという間に忘れ去られる。そんな日常の中でも夢を、愛を求めて人々が渦巻く…
今回は特に目当ての役者がいる訳でもなく(強いてあげるなら鴻上さん・笑)
舞台の設定が面白そうだったのとセットに興味があったのとでチケットを取ったの。
今日は仕事の締めなので、定時に上がって余裕で劇場に着くはずだったのに
終業時間10分前に問い合わせが入り、結局会社を出られたのは18:30。
絶対間に合わない〜(Yahoo!の経路検索では最寄駅から渋谷まで25分)と思いつつ
なるべく早く劇場に着こうと渋谷の雑踏を早足(走る体力はなかった;;)ですり抜けたら
なんと19:01に席に座れて、無事に開演に間に合っちゃいました(^^)v
人間、最後まで諦めちゃいけませんな(笑)

中央にある舞台の上にはすごく立派なキッチンセットがあって
思わず「ここはキッチンスタジアム(料理の鉄人)か」と心で呟いてしまったほど。
ちゃんと水は出るし、お皿もたくさんあるし、
何よりマイムでひたすら調理している役者たちが凄かった。
シアターコクーンのサイトによるとかなり練習したようで
その成果は十分に出ていたと思う。
と言っても、役者は客席に向かい背中合わせに立って演じているので
私の席から全てのマイムが見えた訳ではないけど。
そんな中、一番良く見える位置にいて、かつ一番感心したのが高橋さん。
昨年末のロミジュリで観た時は「苦手なタイプの役者さんだな」と思ってたんだけど
今回の舞台で印象は一変。
デザートを作るマイムも良かったし、
セリフもそんなに多い訳じゃないのに一言一言がきちんと伝わってきた。
やはり、一度観ただけで判断するのは間違いなのね。
と思ったら、彼の出演した舞台を観るのは今回で4度目だったらしい(汗)
7年前のロミジュリはともかく、2月に観た「幻に心もそぞろ〜」を忘れるなんて(-_-;;

芝居自体はちょっと私の苦手な感じ。
まず人が多すぎて誰が誰か分からないし(私の勉強不足なんだけど;;)
登場人物に感情移入出来ない(気持ちが理解出来ない;;)、
ステージ上で同時に色んなことが起こるのでどこを観たらいいか分からないし
そして何より雑然とした雰囲気と音がダメだった。(特に1幕の終わりの喧騒)
それがこの芝居の面白みでもあると思うんだけど
受け入れられなかったら楽しめるはずがないよね。
私はどうもイギリス物が苦手みたい。

演目が「キッチン」だけあって、ロビーの売店では
フルーツフランとミネストローネスープ(各500円)を販売していたので
小腹も空いたし、せっかくだからとフルーツフランを食べてみた。
聞いたこともなかったので、どんなデザートかと思ったけど
上品なプリンに生クリームとフルーツがのってるだけでした(笑)

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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)