IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

∴SELECTED ENTRIES
∴CATEGORIES
∴RECENT COMMENT
∴RECENT TRACKBACK
∴LINKS
∴PROFILE
ご用の方はこちらの メールフォーム からどうぞ。
∴OTHER
うら騒ぎ/ノイゼズ・オフ
新国立劇場 小劇場/B1列16番

作/マイケル・フレイン  翻訳/小田島恒志
演出/白井晃  美術/松井るみ  照明/高見和義
音響/井上正弘  衣裳/前田文子  ヘアメイク/佐藤裕子
演出助手/豊田めぐみ  舞台監督/矢野森一
芸術監督/栗山民也  主催/新国立劇場
出演/沢田亜矢子、井川遥、谷村実紀、山崎美貴、今井朋彦、羽場裕一、大林洋平、白井晃、森塚敏

<STORY> 初日を明日に控えての舞台稽古は、台本の完成が遅れたため俳優は段取りを覚えられなくて四苦八苦。スタッフは連日の徹夜で意識も朦朧、稽古は遅々として進まない。真夜中の12時を過ぎて、根気強い演出家の我慢も限界に近づいてきた。それでも一座は何とか明日の初日を迎えるべく懸命に稽古を続けるのだった。
1ヵ月後。開演5分前の舞台裏では、俳優二人が姿を消したまま。そこへ、人目を忍んで演出家が久しぶりに姿を見せた。舞台監督助手が演出家に何かをうち明けようとするが、演出家は取り合わない。彼のお目当ては若手美人女優。何層にも絡まる複雑な恋愛模様が大変なハプニングを巻き起こしていく。
さらに2ヵ月後。公演の千秋楽にもかかわらず、舞台裏からは女優二人が喧嘩する声が客席まで聞こえてくる。だが、開演を告げる音楽が流れ、幕は開いた。そしてこの日、舞台はいつもと違う「幕」を迎えようとしていた…
白井さん演出に惹かれての観劇だったけど、実はあまり期待してなかったの。
ところが、ところが。
もうムチャクチャ面白くて、久しぶりに笑った〜という感じ。

まず、客席に置いてあった「NOTHING ON」の4ツ折パンフが
役者、スタッフのプロフィールが現実を踏まえた上でのパロディになっていて
非常に面白い。(隣の席が空いていたので、その分も貰ってきちゃった)
芝居が始まると、演出家が客席中央にいてダメ出ししてるし、
役者名はそのままで現実と役とがシンクロしてるし
まるで、本当の舞台裏を見ているようだった。
(現実はあそこまでひどくはないだろうけど。それともあれ以上?)
2幕は文字通りの舞台裏で(セットが回転する)、
舞台裏での熱い(?)やり取りと表舞台での劇中劇との切り替えが見事。
役者さんの凄さを見せ付けられ、圧倒されてしまった。
特に、沢田さんに靴の紐を結ばれてしまった今井さんが
本当にくっついている靴で飛び跳ねながら演技しているのは拍手もの。
舞台監督の大林くんと舞台監督助手の谷村さんも
本当のスタッフのようで、白井さんの狙いがピッタリとはまっていたと思う。

幕間にもちょっとしたお芝居があって楽しませてくれるし
細かいところまで演出してあって、ホントに飽きることがなかった。

他にも色々とあったはずなんだけど
感想をまとめるのに時間が経ってしまったので、遥か忘却の彼方に…(;_;)


<< 戻る
観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)