IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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劇団M.O.P.第40回公演『水平線ホテル』
紀伊國屋サザンシアター/8列9番

作・演出/マキノノゾミ
舞台美術/奥村泰彦  照明/大川貴啓  音響/堂岡俊弘
音楽協力/川崎晴美  衣裳/三大寺志保美  ヘアメイク/武井優子
舞台監督/藤吉成三  制作/山中歌子、渡辺裕子、橋本香苗
企画・製作/劇団M.O.P.
出演/キムラ緑子、三上市朗、小市慢太郎、林英世、酒井高陽、木下政治、奥田達士、勝平ともこ、白木三保、岡村宏懇、友久航、塩湯真弓、永滝元太郎、竹山あけ美、塩釜明子、神農直隆、岡森諦、倉田秀人、小池貴史
不勉強ながら、この公演のチラシを見るまで劇団M.O.P.を知らなかった私。
出演者の名前に興味をそそられて観劇することに決めた。
 キムラ緑子さん→『偶然の男』で観て、素敵な女優さんだと思った
 小市慢太郎さん→最近よく名前を聞くので、舞台を観てみたかった
 三上市朗さん→『Shuffle』で久しぶりに観て、また観たくなった
なので、この3人以外のことは全く知らない状態で劇場へ。
(ちなみに、紀伊國屋サザンシアターも初だった)

入場時に役者さんの紹介とマキノさんのコメントが載ったリーフレットを貰う。
しっかりとした紙を使っているし、役者さんの写真も載っていて
かなりお得な感じなんだけど、いかんせん大きい。
収納に困るので、2ッ折じゃなく3ッ折にしてA4サイズに収めて欲しかったな。
(制作コストが嵩むから仕方ないんだろうけど)
買う気はなかったけど(汗)、物販コーナーをチェックしていたら
パンフレットが売り切れていたので
「公演途中で無くなるなんて、読みが甘すぎ」なんて思ったら
なんと、今日は千秋楽だったのね。
自らチケットを購入しておきながら全然知らず
友達には「普通は狙って行くのよ。この贅沢者」と言われてしまった(^^;

開演時間が過ぎた頃、マキノノゾミさんが舞台に現れて開演が遅れることのお詫び。
当日券も完売で、お客さんの入場が間に合わないとのこと。
そんな状態になったのはラスト2〜3公演らしく
(巷での評判が良かったのと大泉洋氏が大絶賛していたためらしい)
カーテンコールでマキノさんが
「次回は早めにチケット買ってください」と言っていた(笑)

少し遅れて始まり、10分ぐらい経った頃に地震が起こった。
私は「あ、揺れてる」としか思わなかったんだけど、
他の人の反応は違って(こっちが普通なんだろうな)、会場内にざわめきが。
それに追い討ちをかけるような館内放送で、芝居どころじゃなくなってしまった。
でも、ちょうどセリフを言っていた三上さんが機転を利かせてくれたおかげで
芝居の進行はあまり遮られずに済んだみたい。
そのせいという訳ではないんだけど、
1幕はあまり入り込めず、何度か寝そうになった(^^;
背景の説明や伏線をはるために必要だったんだろうけど
もう少しコンパクトにしてくれたら良かったのに。
オープニングの意味ありげな電話はすごくそそられたんだけどね。

後半も同じだったらツラいなーと思っていたら、全然そんなことはなく
話の展開に引きずり込まれ、あっという間に時が経っていた。
特に、クライマックスシーンでの
キムラさん、小市さん、三上さんと奥田さん達とのやり取りはすごい迫力で
役者としての力量を見せ付けられたという感じ。
全然泣くようなシーンではなかったのに、泣きそうになったもの。
しかし、ああいうどんでん返しがあるとは思いもしなかったわ。
酒井さんを抹殺したいと思うぐらい芝居に入り込んでしまっていたので
ホッとするやら、やられたーと悔しくなるやら。
映像ではすぐに見破れるんだけど、舞台だとちょっと勝手が違うみたい。
でも、たまにはそういうのも楽しいかな。

芝居は楽しかったんだけど、観客のマナーがイマイチでちょっと不満。
(私の周りだけだったのかもしれないけど)

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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)