IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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キレイ〜神様と待ち合わせした女〜
シアターコクーン/1階D列3番

作・演出/松尾スズキ
音楽/伊藤ヨタロウ  美術/高野華生瑠  照明/大島祐夫  衣裳/戸田京子
音響/山岸和郎  映像/上田大樹  振付/康本雅子  ヘアメイク/大和田一美
演出助手/大堀光威  舞台監督/青木義博
企画・製作/Bunkamura  制作協力/大人計画
主催/TBS、Bunkamura  特別協賛/vodafone
出演/鈴木蘭々、高岡早紀、阿部サダヲ、片桐はいり、橋本じゅん、宮藤官九郎、大浦龍宇一、松尾スズキ、秋山菜津子、岡本健一ほか

<STORY> 100年の長きに渡り、民族紛争を続ける“もうひとつの日本”。その戦乱の中、幼い頃から地下室で監禁されていた少女が10年ぶりに地上に出る。彼女は自らを“ケガレ”と名乗り、戦場でしたたかに生きているカネコ一家や、奇妙な友情を結ぶことになる社長令嬢など、様々な出会いから生きることを学び逞しく成長していく。過去と現在、そして未来が交錯する中、ケガレは全力で忘れていたはずの忌まわしい地下室の記憶と向き合うことになり…
今日は東京千秋楽で、私にとっては3度目の「キレイ」。
さすがに3回目だと飽きるかな?という不安もあったんだけど
全然そんなことはなく、寧ろ、より深く味わえた気がする。
今までは何となくしか分かっていなかったことが
ジグソーパズルのピースのようにピッタリとはまっていったし。
でも、オープニングの『ケガレのテーマ』のイントロを聴いただけで涙が出て来た時には
あまりのことに自分でも驚いた。<初演のサントラを聴きすぎたか?
最後の『キレイ』で蘭々が感極まって歌えなくなってしまった時にも
思わずもらい泣きしちゃったけど(^^;
ただ、東京の楽ということで気が緩んだのか、はたまた疲れがたまっていたのか、
(特定の誰かではなく全体的に)セリフを噛むことが多かったのが残念。
そして、もう一つ残念だったこと。

ハリコナが髪切ったー(号泣)

最初に登場した時、心の中で「えーっ!!!!!」と叫んでしまったわ。
サラサラのストレートヘアでいい感じにハリコナらしさをかもし出していたのに。
なぜ、なぜなのー?
見慣れたらそれなりに可愛かったけど、髪を切る前には遠く及ばないよ。
最後の記憶がこれじゃ、悲しすぎる〜(>_<)
テレビ放送で記憶の上書きをしよう…

カーテンコールは4回。
1度目は泣いてしまった蘭々の元に、松尾さんが近づいていき
「お疲れ。よく頑張ったね」とでも言うかのように軽く肩を叩く。
今日もくどかんが誕生日ネタ(ジャン・レノと誰か)で挨拶をしたと思ったら、
松尾さんまで「昨日はムッソリーニの誕生日…だったかもしれません」だって。
3度目の退場時には懐かしい『恋のマカレナ』が流れてたし
最後は松尾さん一人で「すみません。これ以上、用意してません」と頭を下げるし。
何だか、全てが松尾さんらしいわ(笑)

と、大感動のまま終わるかと思いきや、蘭々ヲタ(あえてそう呼ぶ)のせいで台無し。
運悪く(?)彼は私の2列前に座っていたので、一部始終が見えていたんだけど
まぁ、ラストの『キレイ』で「頑張ってー」と叫んだのは許そう。気持ちも分かるし。
でも、その後、席を立って客席の片隅に移動し、
カバンから取り出した鉢巻き(蘭々という文字入り)を頭に巻きつけ
係員の制止も振り切って、プレゼントと花束を持ってステージに駆け寄ったり
一度は諦めたものの、再度ステージに駆け寄って叫んだりするのはどうよ?
(松尾さんに「蘭々を起用してくれてありがとうございました」と言っていたらしい)
松尾さんも蘭々も君にお礼なんか言って欲しくないと思うよ。
しかも、役者たちの迷惑そうな顔を「半ば好意的に見てくださいました」なんて
君の勘違い、自己満足以外の何物でもないから。
(本人が蘭々の公式BBSに書き込みしていたらしい)
自分のしたことがどれほど応援している相手(蘭々)に迷惑をかけているか、
よーく考えてみてください。
それから、コクーンのスタッフにも一言。
カーテンコール中ずっと、女性スタッフが一人でこの人を制止しようとしてたけど
他のスタッフ(特に男性)も出て来るべきだったんじゃないの?
彼が最初に舞台に駆け寄った時、かつて松田聖子が襲われた事件を思い出したもの。
(あまりに昔のこと過ぎて、知ってる人の方が少ないかも;;;)
今回は危険なことにはならなかったけど、万が一ってことだってあるんだから。
そんな中、舞台に駆け寄った彼を見て
蘭々を庇うように一歩前に踏み出したサダヲっちがとってもステキだったわ☆

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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)
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