IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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PARCO-RICOMOTION Presents「ダブリンの鐘つきカビ人間」
ル テアトル銀座/4列23番

作/後藤ひろひと  演出/G2  美術/綿谷登  照明/黒尾芳昭
音響/井上正弘  音楽/佐藤史朗  衣装/有村淳  ヘアメイク/小島裕司
振付/井手茂太  殺陣/アクションクラブ  劇中歌/瓜生明希葉
演出助手/山田美紀  舞台監督/二瓶剛雄
プロデューサー/尾形真由美、高橋典子、大西規世子  制作/長谷川ゆみ子
広報/米田律子  制作協力/キューブ  企画/G2プロデュース
製作/伊東勇  企画・制作/パルコ、リコモーション
出演/片桐仁(ラーメンズ)、中越典子、橋本さとし、山内圭哉、中山祐一朗、及川健、八十田勇一、田尻茂一、トロイ、山中崇、平田敦子、土屋アンナ、姜暢雄、後藤ひろひと、池田成志、若松武史

<STORY> 舞台は中世のアイルランドを思わせる不思議な土地。そこで不思議な歌と鐘の音を聴いてしまった聡と真奈美は、取り憑かれたように老人の話す物語に心を奪われていく…。老人が話すその物語とは、ずっと昔この老人らが住む土地の人々を襲った不思議な病の話。中でも、もっとも不幸な病に侵された二人がいた。誰も近づきたがらない醜い容姿となったカビ人間、思っていることの反対の言葉しか話すことができない娘・おさえの二人。誰からも愛されない男・カビ人間の美しい心に触れたおさえは、彼に心を奪われてしまう。 しかし、愛すれば愛するほどに娘の口から出るのはカビ人間への罵倒の言葉。やがてその言葉がカビ人間を窮地に追いつめていく…
3度目にして初の上手。
やっぱり、なかゆうを観るなら上手の方が断然おいしいわ。
出入りも立ち位置もほとんど上手だもんね。
唯一、神父とのやり取りが遠いのが残念だけど
登場からカーテンコールまで、思う存分堪能させていただきました♪

メインであるカビ人間とおさえの物語は初日よりもずっと胸に響いてきて
最後のシーンでは思わず泣きそうになってしまった。
でも、全体での存在感が希薄で、ただのサブストーリーになっちゃってる気がする。
私がラブストーリーをあまり好きじゃないというのもあるんだろうけど
主演の2人が脇を固めてる役者に負けちゃってるせいなのかな?
今まで苦手だった中越さんの好感度はかなりあがったんだけど。

ということで、今日もくせのある脇役陣がメインの観劇。
みんな好き勝手し放題で、観てる方も楽しいったらありゃしない(笑)
以下、箇条書き
・神父と市長のやり取りで登場したのはジュード・ロウとヘチマコロン。
 なるしーの発言に反応している僧正の顔がおかしい。
・ファストフードのシーンでは、一通りボケた後に「帽子大丈夫ですか?」と
 いかにもかつらを取ってくれと言わんばかりのなかゆう。
 望み通りかつらを投げ捨てられると、左のポケットから違うかつらを出して被る。
 これまた、笑いをこらえる僧正の顔がおかしい。
・神父と市長が羽根男に嘘をふれまわるよう迫るシーン。
 2人がスゴイ顔してすごい勢いで迫る(セクハラする)もんだから
 及川くんが笑っちゃって(ビビっちゃって?)
 解放されるなり、落ち着くためか深いため息をついてた。
・ジョン森のパントマイムは「かぶと虫をはがす」
 それを見ている聡&真奈美&戦士は肩を震わせて笑ってた。
他にも色々あったんだけど、はるか忘却の彼方へ(^^;

3度目にしてやっとラストシーンの意味が分かった。
今まで、何を観てたんだろう?と自分が情けなくなるわ(-_-;;
私の中では↑に書いたようなボケ合戦(?)がメインになっちゃってたのよね。
本当に可哀想なのはカビ人間とおさえではなく聡と真奈美だったんだな。

東京の楽日なので、カーテンコールは5回。
3回目に大王から「この男を中心にまとまってました」とか何とか言われて
なかゆうが挨拶。
いやもう、これがオチもまとまりも何もない挨拶で。
ファンとしては『これぞ、なかゆう!』って感じなんだけど
まとまらないからと振られてしまった成志さんは可哀想でした(笑)
4回目は僧正がギターを持って登場してきて
大王→アンナちゃん→(忘れた;;)+コーラス全員で歌う。
Wild Rover」というアイルランド民謡らしい。
5回目、鳴り止まない拍手に僧正が服を脱ぎながら、キレながら登場。
片桐さんはもう終わりだと思っていたのか、
一番最後に上着を脱いだ状態で大慌てで舞台に戻ってきた。
客席はスタンディングオベーション。(私も今日は立ち上がった)
キャスト&観客で群馬水産高等学校の校歌を2回歌って終わり。

♪こんにゃく畑に春が来た
パリッと歯ごたえ旅がらす
海がなくても水産学ぶよ
群馬水産高等学校

校歌は軽く聞き流していたので、
「旅がらす」というお菓子があることを知らなかった。
大王はホントに群馬を愛しているのね(笑)
このお菓子をが食べてみたい方はこちらからどうぞ。→ 旅がらす本舗 清月堂

最後に、なかゆうに一言。
カーテンコールの時にキョロキョロし過ぎです。
一体、誰を探していたの??(笑)


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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)