IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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Team ARAGOTO Vol.1 〜Strong Play of The World〜「エビ大王」
青山劇場/1階XC列30番

作/洪元基(ホン・ウォンギ)  訳/馬政熙(マ・ジョンヒ)
演出/岡村俊一  振付/近藤良平(コンドルズ)  美術/加藤ちか
コスチュームデザイン/本間正章(マスターマインド・ジャパン)
音楽/からさき昌一  照明/松林克明  音響/山本能久(SEシステム)
潤色/渡辺和徳  ヘアメイク/宮内宏明  衣裳製作/宮本宣子ワークショップ
小道具/高橋岳蔵  特殊効果/南義明(ギミック)  舞台監督/安田武司、芳谷研
制作協力/tpt、キョードー大阪  企画製作/アール・ユー・ピー
出演/筧利夫、サエコ、橋本じゅん、河原雅彦、伊達暁、佐田真由美、こぐれ修、円城寺あや、佐藤アツヒロほか

<STORY> 古代朝鮮を統治するエビ大王は王権を譲渡する男子の誕生を願うが、生まれるのは女子のみ。いよいよ7番目も女と分かりこの娘を川に捨ててしまう。ある日、来世からの使者・日直と月直から死期を告げられるエビ。息子を授かりたい大王は、使者と奇妙な取引を結んだ。 大王が生き続ける限り、連日倍々ゲームで国民が死ぬ。
息子を授かる策はもうないのかと半ば放心状態になったエビの元に例の死者が現れ「父に捨てられ、夫に捨てられ、息子に捨てられる運命の女。その女がお前の息子を産める女だ」と告げる。その予言を頼りに、女を求めさすらう大王。その女はいずこに? 戦乱の世と化した朝鮮の命運は?
ぴあのプレオーダーで別の日のチケットを取ってあったりする訳ですよ。
ちゃんと仕事のスケジュールを考えて12月後半に。
なのに、DM先行であまりにも良い席(2列目センター)があったもんで
つい初日のチケットをポチッとしちゃった訳ですよ。
まさか、あっくん見たさに2回も行くことになろうとは(笑)<半分冗談で半分ホント
いや、でもね、あっくん、じゅんさん、伊達ちんは好きなんだけど
実は主宰者の筧さんが苦手だったりするので(あの熱血さというか、濃さが)
大丈夫かなーという不安を持ちつつ劇場へ向かった訳ですが…
予想に反して面白かった〜。<期待値が低過ぎたのか?(^^;
とは言え、その面白さの大半は月直(じゅんさん)&日直(河原さん)に尽きるんだけどね。
この2人がいなかったら、結構キツかったかもしれない。
だって、彼ら以外の登場人物、誰一人として共感出来ないんだもの。
・女を蔑み、あくまでも血の繋がった男子を世継ぎに望むエビ大王
・権力を我が物にしようといがみあうエビの娘たち
・妻が死んだのを幸いと若い嫁を貰おうとする八道軍
・米3俵と交換に嫁に行くのに、強気すぎるパリテギ
・父親の若い後妻に一目惚れし連れ去ったのに、あっさりと捨ててしまう末将勝
などなど、観てて「なんだ、お前ら?」と突っ込みたくなることも多々あった。
民族の違い、宗教の違い、時代の違い…要因は色々あるけど、
あそこまで自分勝手な言動をされちゃうとねぇ。
端的に言えば、韓国版シェイクスピアって感じかな?
だから、シェイクスピアが得意ではない私には苦手な内容だった訳で。
それを救ってくれたのがじゅん&河原コンビのハチャメチャさだったの。
こんなシリアスな内容なのに
 なんでセット変えてまで歌うのよ?
 なんで飛ぶのよ?
 なんで女装してるのよ?
 なんで筧さんの過去を暴露してるのよ?
と、突っ込みポイントは数限りなく(笑)
まるで新感線の芝居を観ているかのようだったわ。
次もこの2人(&あっくん)しか観てなさそう(^^;


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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (1)