IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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グリング第12回公演「海賊」
ザ・スズナリ/E列2番

作・演出/青木豪
照明/清水利恭  美術/田中敏恵  舞台監督/筒井昭善  効果/都築茂一
宣伝美術/高橋歩、志賀玲子  宣伝写真/中西隆良
制作/菊池八恵  アドバイザー/嶌津信勝  企画制作/グリング
出演/中野英樹、永滝元太郎(劇団M.O.P.)、杉山文雄、鈴木歩己、萩原利映、内田慈、黒川薫(010534J)、笹野鈴々音(風琴工房)、谷川昭一朗、峯村リエ(ナイロン100℃
私が行った劇場では、この芝居のチラシもほとんど配られてなかったし
グリング自体も知らなかったので、当初は全く予定に入っていなかったけど
峯村さんが出てるので観に行くことにした。
(私ってば、かなりの峯村ファンだわ・笑)
12月に入ってからチケットを取ったんだけど、
ぴあもe+も全日程、しかも結構良い席が残っていてちょっと不安だったの。
でも、ネットでかなり評判になっていたので
公演を重ねるにつれて、観客も増えていったみたい。
私が観たのは東京千秋楽だったけど、座布団席まで出る盛況振りだった。

正直言ってしまうと、何故ここまで絶賛されるのか良く分からなかった。
決して良くない訳ではなく、私の中では馴染みのある世界だったから。
そう、この芝居を観ながら私が思い出していたのは、小さい頃に見てたホームドラマ。
特別な人が出てくるでもなく、何か大きな事件が起こるでもなく
日常(リアル)を淡々と丁寧に描いていて、笑って、泣いて…
この芝居もそうだった。(私の「リアル」とはちょっと違うけど)
そして、日常から非日常へと脱しようとした時に
ふっと現実へと引き戻してくれるそんなラストシーンが秀逸。
あのシーンがあるから、観終わった後に温かい気持ちになれるんだろうな。

峯村さんと谷川さん以外は初見の役者さんばかりだったけど(多分)、みんな良かった。
中野さんはイチローに見えて仕方なかったけど(笑)


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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)