IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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SHINKANSEN☆RS「メタル マクベス」
青山劇場/1階F列33番

原作/W・シェイクスピア(松岡和子翻訳版「マクベス」より)  脚色/宮藤官九郎  演出/いのうえひでのり  美術/堀尾幸男  照明/原田保  音楽/岡崎司  音響/井上哲司(FORCE)  音効/末谷あずさ(office my on)、大木裕介(Sound Busters)  衣裳/有村淳  ヘアメイク/宮内宏明  振付/川崎悦子(BEATNIK STUDIO)  Funk a Step/HIDEBOH(HIGUCHI DANCE STUDIO)  殺陣指導/田尻茂一・川原正嗣・前田悟(アクションクラブ)  アクション監督/川原正嗣(アクションクラブ)  小道具/高橋岳蔵  特殊効果/南義明(ギミック)  映像/上田大樹(INSTANT WIFE)  歌唱指導/MAX藤原  音楽助手/右近健一  演出助手/小島靖  舞台監督/芳谷研  制作助手/川辺美代  制作補/小池映子(ヴィレッヂ)  制作/柴原智子(ヴィレッヂ)   エグゼクティブプロデューサー/細川展裕(ヴィレッヂ)  企画製作/劇団☆新感線、ヴィレッヂ
出演/内野聖陽、松たか子、森山未來、北村有起哉、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、上條恒彦、皆川猿時、冠徹弥、村木仁、川原正嗣、前田悟ほか
Metal Macbeth Group/岡崎司(guitars)、高井寿(guitars)、前田JIMMY久史(bass)、岡部亘(drums)、松田信男(keyboards)、松崎雄一(keyboards)

<STORY> 時は2206年。繰り返される戦争によって世界はリセットされ、瓦礫の荒野と化していた。絶大な勢力を誇るレスポール王率いるESP軍が、将軍ランダムスター(マクベス)指揮のもと、他の軍を次々と征していた。そこへ、3人の魔女が現れ、ランダムスターに「ランダムスターこそが未来の国王である」との予言を告げ、1枚のCDを渡す。それは、1980年代に活躍したへヴィメタルバンド「メタル マクベス」の伝説のCD。歌詞に込められた意味がランダムスターの国王となる道につながる予言となっていた。ランダムスター夫人は夫をそそのかし、国王の殺害を謀る。ためらうランダムスターをけしかける夫人。そして計画は成功し、王を殺した犯人に仕立て上げられたレスポールJr.は、城から逃げ出した。王を永遠の眠りに導いたことで罪の意識に苛まれ、自分たちの永遠の眠りが奪われてしまったランダムスター夫妻。それでも王となる野心に向かって、突き進んでいく…
最近の新感線の公演は客演が豪華すぎて、チケットが非常に取りづらい。
今回も内野さん、松さん、未来くん、有起哉くんと固定ファンが多そうな人ばかり。
案の定、チケ取りはかなり厳しかった訳だけど、何とか新感線FCでGETして劇場へ向かった。
内野ファンと思しき年輩のご婦人方が多く、いつもとは客層がちょっと違う。
そのせいか、オープニングのジューダス・プリースト「DEFFENDER OF THE FAITH」も
いつもより音量が小さかったような…。

シェークスピアは全くと言っていい程知らない私でも
楽しみながら話に入っていけたのは素晴らしい。
難しそうだからと避けていたシェークスピアの原作を読んでから
もう一度観てみたいという気にさせてくれたもの。
ちょっと長過ぎ(休憩入れて約4時間)て、腰&お尻が悲鳴を上げていたけど。

オープニングで現れた魔女3人。
miki mouseの赤いトレーナーを着てカレーを作る林さんって、いかにもくどかんだ(笑)
でも、そんなこと思っていたのは最初だけで、後はすっかり忘れてた。
皆川さんがあまりにも港カヲルチックなので、
キャラをよく分かってるなーなんて感心した時に思いだしたほど(^^;
いや、それほど新感線と合っていたということなんだけどね。
登場する固有名詞(名前や土地など)の多くは、音楽関係から取っていた。
B'zファンをやってるおかげで馴染みの名前が多く、ちょっと得した感じ。
(知ってた方が納得出来るし、楽しめるし)
新感線にしては珍しくスクリーンを多用していて、これもくどかん効果なのかな?
過去と現在のシンクロということで必要だったんだろうけど
バンド・メタルマクベスの映像は笑わせてもらいました。

客演の役者さん達はみな素晴らしく大満足なんだけど
その分、新感線のメンバーの出番が少なくなってしまったのが残念。
内野さんは出てきた瞬間にステージの空気が変わった。
演技も上手いし、歌も上手いし、何より華があるとでもいうのかな。
個人的にはあまり好きなタイプの役者さんではないんだけど
今の地位を築いた事はすごく納得出来る。
松さんは今まで観た中で、一番良かった。特に衣装全てがキュート。
未來くんも役にピッタリとはまっていたし、歌に、ダンスに、演技にと大活躍。
で、有起哉くん。
『LAST SHOW』の時から非常に気になる役者さんになっていたんだけど
この『メタル マクベス』は私のど真ん中だった。
最初からその姿をつい目で追っちゃっていたんだけど
第2幕の「さわるなーっ」というセリフを聞いた瞬間に持っていかれた(笑)
あのセリフを聞くために、もう一度行っちゃおうかな。
パンフやCDも買わずに帰ってきちゃったし。


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観劇 > 2006年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)