IT'S SHOWTIME!!
私が観たライブや演劇の感想(REVIEWなどではなく、あくまでも感想・笑)を中心とした日記です。
昔のものはWeb日記や記憶を元にちょこちょこと書き込んでいますが、
未記入のものも多いですし、古いほどいい加減です(^^;
また、ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

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うら騒ぎ/ノイゼズ・オフ
新国立劇場 小劇場/D2列12番

作/マイケル・フレイン  翻訳/小田島恒志
演出/白井晃  美術/松井るみ  照明/高見和義
音響/井上正弘  衣裳/前田文子  ヘアメイク/佐藤裕子
演出助手/豊田めぐみ  舞台監督/矢野森一
芸術監督/栗山民也  主催/新国立劇場
出演/沢田亜矢子、井川遥、谷村実紀、山崎美貴、今井朋彦、羽場裕一、大林洋平、白井晃、森塚敏

<STORY> 初日を明日に控えての舞台稽古は、台本の完成が遅れたため俳優は段取りを覚えられなくて四苦八苦。スタッフは連日の徹夜で意識も朦朧、稽古は遅々として進まない。真夜中の12時を過ぎて、根気強い演出家の我慢も限界に近づいてきた。それでも一座は何とか明日の初日を迎えるべく懸命に稽古を続けるのだった。
1ヵ月後。開演5分前の舞台裏では、俳優二人が姿を消したまま。そこへ、人目を忍んで演出家が久しぶりに姿を見せた。舞台監督助手が演出家に何かをうち明けようとするが、演出家は取り合わない。彼のお目当ては若手美人女優。何層にも絡まる複雑な恋愛模様が大変なハプニングを巻き起こしていく。
さらに2ヵ月後。公演の千秋楽にもかかわらず、舞台裏からは女優二人が喧嘩する声が客席まで聞こえてくる。だが、開演を告げる音楽が流れ、幕は開いた。そしてこの日、舞台はいつもと違う「幕」を迎えようとしていた…
とても面白かったので、センター後方席でもう一度観たいと思い
ネットでチェックしていたら、ほぼ望み通りの席があった。
(1幕で白井さんがいる、客席に設置された演出席の後ろの席)
でも、今週はかなりハードなスケジュールを組んでいたので
「ど、どうしよう」と悩んでいる間にその席は無くなってしまった(-_-;;
そうなるとどうしても行きたくなってしまって、数席隣を即購入。
実際に席に着いてみたら、やはり絶好のポジションでした♪
良かった〜、前回観た時に演出席がある列をチェックしておいて(笑)

早めに席に着いて、さり気なく演出席をチェックする。
前回の幕間に白井さんが言っていた通り、
小さなボウルに入ったキャンディとFRISK(多分、ユーカリミント)、
スタバのロゴ入りタンブラーが置いてあって
中央には「NOTHING ON」の台本とそれを照らす小さなデスクライトにマイク。
既に女性が座っていて(演出助手の豊田さんかしら?)、
白井さんは幕が開いてから客席後方より入ってくる。
前回は通路から5席を使っていたけど、今回は通路側2席に人がいたので
(とある公演の台本を持っていたので関係者だったのかな?)
出入りする時は小声で「すみません」と言いながらで、ちょっと大変そう。
私は二度目なので、一幕目は舞台よりも白井さん中心に観ていたんだけど
台本を開いたり(あまり捲ってはいなかった)、紙にメモしてみたり
隣の女性に話しかけたり、ステージを見ながら小声でダメ出ししたりと
本当に演出家がそこにいるようだった。
あの場でずっと演技し続けるのは、ステージにいるより何倍も大変だと思う。
もうスゴイの一言。
他の役者さんたちも前回同様、パワフルに舞台上を駆け巡り
私も初めて観たかのように何度も笑わせてもらった。

今回初めて気付いたんだけど、幕に映し出される「NOTHING ON」の文字が
1幕と3幕は筆記体で2幕は活字体ときちんと分けられていたの。
で、「NOTHING ON」が終わると、幕には「Noises Off」という文字が映し出されて
劇中劇とこの舞台との区別もきちんと分かるようになっていて。
このカーテンコールはどっち?と思っていた私の心中を察してくれたかのよう(笑)
近すぎる(前回は最前列)というのも考えものだなぁ。
それから、2幕と3幕の間に(幕に)劇評が映し出されるという演出が追加されていた。
その中に「いわしに拘る演出の意図が分からない」というような、
演出家に批判的な一文があって、白井さんが軽くキレていた。
「サンデースポーツなんて、週に一度しか出ないスポーツ新聞か」とか何とか(笑)

前回の感想はこちら。
IT'S SHOWTIME!! | うら騒ぎ/ノイゼズ・オフ

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観劇 > 2005年 | posted by Naolin | comments (0) | trackbacks (0)